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海外サッカー

「キリアンって誰だ?」パリSG、銀河系軍団からの方針転換でCL決勝へ! 各国メディアは賛辞「自己中心的なエゴの集まりから真のチームへ」

THE DIGEST編集部

2025.05.09

チャンピオンズリーグ決勝進出を決めたパリSG。インテルとの決戦に臨む。(C) Getty Images

チャンピオンズリーグ決勝進出を決めたパリSG。インテルとの決戦に臨む。(C) Getty Images

 現地時間5月7日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝の第2戦で、パリ・サンジェルマンがアーセナルを2-1で下し、合計スコア3-1で5年ぶり2回目の決勝進出を果たした。

【動画】パリSG vs.アーセナル 準決勝ハイライト
 敵地での第1戦を1-0で先取してから1週間後、本拠地パルク・デ・プランスでのリターンマッチでも27分にセットプレーからファビアン・ルイスの鋭い左足弾で先制。69分のヴィティーニャによるPKは防がれるも、その3分後にアシュラフ・ハキミが貴重な追加点を奪った。守勢の場面では、第1戦同様に守護神ジャンルイジ・ドンナルンマが好守を見せ、アウェーチームの反撃を76分のブカヨ・サカによる1失点に抑え、インテルの待つドイツ・ミュンヘンでの最終決戦に駒を進めた。

 ファイナリストへの道は容易なものではなく、リーグフェーズでは第2節から4戦連続未勝利(1分け3敗)という厳しい結果に終わり、ルイス・エンリケ監督にも容赦ない非難の声が浴びせられた。それでもスペイン人指揮官は、「いつだったか憶えていないが、CLで壊滅的かつ不公平な結果が続いた時、私は選手と話し合った。我々のやろうとしていることの効果が出ていなかったが、『落ち着いて、続けよう』と訴えた」と明かし、これを転機にして持ち直した選手たちを「素晴らしかった」と称賛した。

 とりわけ「(7節の)マンチェスター・シティ戦での勝利が、我々を解放してくれた。若いチームにとって、自信を得ることは非常に重要だった」と指揮官は振り返った。「苦難を乗り越えて覚醒したチームは36中15位の成績で次ラウンドに進出。プレーオフでブレストに合計スコア10-0で圧勝すると、その後はリバプール、アストン・ビラ、そしてアーセナルというプレミアリーグの3クラブを撃破して決勝に進出したのだった」(フランスのスポーツ専門チャンネル『RMC SPORT』)

 今季のパリSGといえば、昨季まで7シーズン(レンタル期間を含む)まで前線に君臨してきたフランス代表のエース、キリアン・エムバペがレアル・マドリーに新天地を求めたため、その大きな穴をいかにして埋めるか? というネガティブな意味で注目を集めていた。『RMC Sport』は以下のように振り返る。

「エムバペが退団し、クラブ内での確執も続く中で、パリSGは決して本命視されてはいなかった。スター不在の若い集団――ルイス・エンリケが築いたこの新生チームに、欧州で輝く力があるのか? と。開幕当初の不調や選手との緊張関係で批判も受けたスペイン人監督だったが、最終的に彼は全員の信頼を勝ち取った」
 
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