もどかしい戦いが続いている。

　現地８月23日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地ペトコ・パークで行なわれたサンディエゴ・パドレス戦に１対５で敗れた。打線がわずか２安打１得点に抑えられるなど、不甲斐ない内容で完敗。首位から陥落し、地区２位に後退するのは13日以来10日ぶりだ。

　８回に代打アレックス・フリーランドが２号ソロを放ったが、それ以外は、８番ミゲル・ロハスが放った右前打だけ。前日の３安打負けに続き、２試合連続で１得点と打線が冷え込んでいる。

　試合後、36歳ベテランのロハスは、カリフォルニア地元放送局『SportsNet LA』などの囲み取材に応じ、「右打者が多い僕らの打線に対し、ここ数試合の投球と違うやり方で攻めてきた」と振り返り、わずか２安打の打線については、「早いカウントから強打しようとし過ぎてしまい、それを利用された」と振り返っている。
  　また、貧打による連敗については、「フラストレーションが溜まる。いい打席内容でヒットを重ね、勝利のチャンスを生み出す力がある」と語り、「地区で優勝し、ワールドシリーズを勝つためには、試合中のアジャストメントをもっと上手くやらないといけない」と危機感を示していた。

　前日の３安打に続いて、２安打に終わった打線を、24日の試合でどう修正していくのか。カード最終戦の戦いぶりに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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