イングランド・プレミアリーグのトッテナムからMLSのロサンゼルスFC（LAFC）に移籍した韓国代表FWソン・フンミンが、入念に“肩”を作ってる。現地８月27日、MLBロサンゼルス・ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで始球式を務めるためだ。

　LAFCが、８月22日に練習場で投球練習をする様子をSNSにアップ。左手にはめたグラブにボールを投げながら登場したソン・フンミンは、「昨日が初めてだったんだ。思ってたよりも悪くなかったよ」と語って、投球練習を開始した。

「距離がちょっと遠いね」と話しながらも、ソン・フンミンの投じたボールは捕手役のミットに何度も収まった。ストライク投球も見せ、「力を抜いて、やさしく投げればいい。そうすれば簡単さ」と余裕のコメントも残している。

　25日にもLAFCはソン・フンミンの投球練習フォトを公開。「日に日によくなっている。ロサンゼルス・ドジャース、水曜日にお会いしましょう」とメッセージを記した。
  　ソン・フンミンは“本業”でも活躍中だ。加入後の初戦となった27節のシカゴ・ファイアー戦ではカウンターで抜け出してPKを獲得。28節のニューイングランド・レボリューション戦では味方のゴールをアシストし、８月24日に行なわれた29節のダラス戦では直接FKをねじ込み、MLS初ゴールを決めて見せた。

　好調のソン・フンミンは、ドジャー・スタジアムでの“初登板”で、どんな投球を見せるのか。ちなみに27日の試合では、2024年に大谷翔平が50－50を達成した記念のボブルヘッド人形が来場者に無料配布されることもあり、試合前から大きな盛り上がりを見せそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】ドジャー・スタジアムでの始球式に向けて、ソン・フンミンが投球練習！

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