2025年８月27日、横浜スタジアム（ハマスタ）での横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース戦（結果は阪神が２−１と勝利）でリゾートトラスト株式会社の冠ゲーム「RESORTTRUST DAY」が開催された。そしてこの日の始球式には、リゾートトラストグループ『ミューノアージュ』のアンバサダーを務める石田ひかりさんが登場。昨年８月の同カードでの始球式が悪天候で中止になったため、それから１年後の再登板となった。

　背番号14のユニホームにブルーのロングパンツ姿でピッチャーマウンドに向かった石田さんは、審判と言葉を交わしながらピッチャーマウンドへ。そこでお辞儀をした後、投球。山なりのボールはワンバウンドでキャッチャーのミットに収まった。石田さんがファンの心を掴んだのは、その後の行動だ。

　投球後、石田さんはスタンドの全方向に頭を下げると、一旦マウンドを離れようとした。しかし、何かに気づいたように立ち止まり、再びマウンドへ戻ると、そこに座り込んで素手で丁寧に土を払って整えたのである。
  　この最高級の気配りはSNS上でも大きな話題に。「投げ終わった後にプレートの土を払って、マウンドをならしたのすっごく好感度高!」「投げた後マウンド手でならしてて好感度爆上がり」「投げた後にグラウンド慣らしててそのお気遣いが素敵」「終わったあとに手でマウンド綺麗にしてくってステキ」「あすなろ白書世代のワイ歓喜!!」と称賛のコメントが相次いでいる。

　野球の伝統やマナーを尊重する姿勢を自然と見せた石田さんの振る舞いは、始球式のワンシーンとして印象深く記憶されることになりそうだ。なお、この実力派女優は試合後に自身のインスタグラムを更新。次のメッセージを記した。

「ベイスターズ、タイガースの皆さん、試合前にありがとうございました。近本さん貴重な一振りをありがとうございました。

実はわたくし、まあまあ五十肩で本当に自信がなかったので、もう少し前から投げる予定だったのですが

審判の方が「せっかくですから後ろから投げましょう！大丈夫！」と励ましてくださって、この位置に

観に来てくれた、お隣さんが撮ってくれてました」

構成●THE DIGEST編集部

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