ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手は現地9月16日(日本時間17日)、2年連続13度目のナ・リーグ東地区優勝を決めたフィラデルフィア・フィリーズとの敵地での一戦に1番・投手兼DHで先発出場。投手として5回を投げ、無安打5奪三振無失点の力投を見せ、打者では2年連続となる50本塁打を含む4打数2安打1打点1得点2三振だった。西地区首位のドジャースは9対6で敗れ、2連敗となった。
大谷は1回表、投手として1死走者なしの場面でナ・リーグ本塁打王トップを走るカイル・シュワーバーと初対決。初球にメジャー自己最速タイとなる101.7マイル(約164キロ)を計測すると、カウント2-2から内角高めのスライダーで見逃し三振に仕留めた。その裏の第1打席では、相手先発クリストファー・サンチェスのカーブを捉え、二塁手ウェストン・ウィルソンのグラブをはじく痛烈な打球で内野安打となった。
2回は4番オットー・ケンプ、5番マックス・ケプラーに最速101マイル(約162キロ)の直球を続けて投げ込み、最後はスイーパーで6番ウィルソンを空振り三振に斬った。その裏、6番アレックス・コールが今季5号ソロを放って先制すると、8番エンリケ・ヘルナンデスも今季9号2ランを叩き込みリードを広げた。3点リードの2死走者なしで迎えた大谷の第2打席は、空振り三振に倒れた。
3回も三者凡退に封じ、ここまで無安打の圧巻投球を披露。4回は先頭のシュワーバーと2度目の対戦に臨み、カウント2-1から投じたカットボールで左飛に打ち取った。続くブライス・ハーパーはカーブで空振り三振に斬るなど、好投を続けた。その裏にヘルナンデスの犠飛で追加点を加え4対0とした。
5回は1死からケプラーに大飛球を浴び、本塁打かと思われたが、左翼手コールが好守で阻止。この回も無安打で切り抜け、5回68球を投げて無安打、5奪三振、与四球1、無失点の内容で降板した。その裏の第3打席は空振り三振に倒れた。
6回は2番手としてジャスティン・ロブレスキーがマウンドへ。1死満塁からハーパーにいきなり適時二塁打を打たれ、2点を失うと、続く1死二、三塁でブランドン・マーシュに被弾し、逆転を許した。ここでエドガルド・ヘンリケスが3番手として登板したものの、2死からケプラーにソロ被弾。この回だけで一挙6失点を喫した。
4対6の2点ビハインドで迎えた8回先頭の大谷の第4打席では、デービッド・ロバートソンと対戦し2球目を捉えると、打球をライトスタンドに叩き込み今季50号をマーク。打球速度 113.4マイル(約182キロ)、飛距離は430フィート(約131メートル)を計測した。これで大谷はリーグ本塁打トップのフィリーズのカイル・シュワーバーの53発に3本差と迫った。また6番コールの犠飛でさらに1点を追加。6対6の同点となった。
同点で迎えた9回、ブレイク・トライネンが6番手として登板。2死一二塁でラファエル・マーチャンに3ラン本塁打を浴び、再び逆転された。その裏の攻撃では、フィリーズ4番手ジョアン・デュランに抑え込まれ、そのまま敗戦となった。
なお、地区2位のサンディエゴ・パドレスが東地区2位のニューヨーク・メッツに3対8で敗れたため、ゲーム差は「2」、優勝マジックは「10」から「9」となっている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平のシュワーバーを封じる圧巻投球&2年連続50号本塁打!
大谷は1回表、投手として1死走者なしの場面でナ・リーグ本塁打王トップを走るカイル・シュワーバーと初対決。初球にメジャー自己最速タイとなる101.7マイル(約164キロ)を計測すると、カウント2-2から内角高めのスライダーで見逃し三振に仕留めた。その裏の第1打席では、相手先発クリストファー・サンチェスのカーブを捉え、二塁手ウェストン・ウィルソンのグラブをはじく痛烈な打球で内野安打となった。
2回は4番オットー・ケンプ、5番マックス・ケプラーに最速101マイル(約162キロ)の直球を続けて投げ込み、最後はスイーパーで6番ウィルソンを空振り三振に斬った。その裏、6番アレックス・コールが今季5号ソロを放って先制すると、8番エンリケ・ヘルナンデスも今季9号2ランを叩き込みリードを広げた。3点リードの2死走者なしで迎えた大谷の第2打席は、空振り三振に倒れた。
3回も三者凡退に封じ、ここまで無安打の圧巻投球を披露。4回は先頭のシュワーバーと2度目の対戦に臨み、カウント2-1から投じたカットボールで左飛に打ち取った。続くブライス・ハーパーはカーブで空振り三振に斬るなど、好投を続けた。その裏にヘルナンデスの犠飛で追加点を加え4対0とした。
5回は1死からケプラーに大飛球を浴び、本塁打かと思われたが、左翼手コールが好守で阻止。この回も無安打で切り抜け、5回68球を投げて無安打、5奪三振、与四球1、無失点の内容で降板した。その裏の第3打席は空振り三振に倒れた。
6回は2番手としてジャスティン・ロブレスキーがマウンドへ。1死満塁からハーパーにいきなり適時二塁打を打たれ、2点を失うと、続く1死二、三塁でブランドン・マーシュに被弾し、逆転を許した。ここでエドガルド・ヘンリケスが3番手として登板したものの、2死からケプラーにソロ被弾。この回だけで一挙6失点を喫した。
4対6の2点ビハインドで迎えた8回先頭の大谷の第4打席では、デービッド・ロバートソンと対戦し2球目を捉えると、打球をライトスタンドに叩き込み今季50号をマーク。打球速度 113.4マイル(約182キロ)、飛距離は430フィート(約131メートル)を計測した。これで大谷はリーグ本塁打トップのフィリーズのカイル・シュワーバーの53発に3本差と迫った。また6番コールの犠飛でさらに1点を追加。6対6の同点となった。
同点で迎えた9回、ブレイク・トライネンが6番手として登板。2死一二塁でラファエル・マーチャンに3ラン本塁打を浴び、再び逆転された。その裏の攻撃では、フィリーズ4番手ジョアン・デュランに抑え込まれ、そのまま敗戦となった。
なお、地区2位のサンディエゴ・パドレスが東地区2位のニューヨーク・メッツに3対8で敗れたため、ゲーム差は「2」、優勝マジックは「10」から「9」となっている。
構成●THE DIGEST編集部
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