現地9月25日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に8対0で勝利を収め、4年連続の地区優勝を決めた。先発した山本由伸は6回を投げ4安打7奪三振、2四球無失点の好投で12勝目。防御率はリーグ2位の2.49とし、シーズン200奪三振も達成した。
大一番のマウンドに上がった山本は初回から快調なピッチング。3点リードした3回は四球と安打で1死一、二塁と初めて得点圏に走者を背負ったが、後続を抑えて無失点に切り抜けた。
4回には大谷翔平の54号ホームランなど追加点をもらい、ドジャースが8点をリード。大量援護をもらった山本は2死二、三塁と再びピンチを招いたが、8番ティム・タワをスプリット、カーブで三球三振に仕留め、得点だけは許さなかった。
6回に先頭のコービン・キャロルをスプリットで空振り三振。これで今季200個目の三振を積み上げた。続くガブリエル・モレノも変化球主体で攻め、最後は内角低めのスライダーでバットを振らせた。
山本の快投で勢い付いたドジャースは2番手以降の中継ぎ陣も無失点リレー。投打が噛み合い、ダイヤモンドバックスを圧倒した。
山本の活躍をはじめ、ドジャース戦士を間近で取材し続けたドジャース専属の地元放送局『SportsNet LA』の女性リポーター、キルステン・ワトソン氏は試合前のリポートで日本人右腕との興味深いエピソードを語っていた。
同氏によると、「メジャー2年目を迎えたヨシノブは、スプリング・トレーニング初日からその存在感や自信に満ち溢れた姿は周囲から一目置かれていたわ。昨シーズンは怪我に悩まされた時期があったけど、10月のポストシーズンでは、チームをワールドシリーズ制覇へと導く活躍を見せてくれた。今日、彼は今季30試合目の先発登板を迎えますが、彼はここまで安定した素晴らしい投球を見せ、オールスター選出も果たしています」と、ここまでのパフォーマンスを称賛した。
しかし、「でも、彼にひとつだけ足りていないものがあります。それは援護点です」と話し、打線の援護に恵まれない不運な実状を説明した。敵地ボルティモア・オリオールズ戦(9月6日)での“ノーノー未遂”を皮切りに、直近の試合ではクオリティスタートを達成しながら、勝ち星に見放されている。「最近ヨシが私に話してくれたのですが、『僕の試合翌日に限ってチームが10点取るんだよね』と笑っていたの。『だったら登板前日に言っておこうかな』と私に冗談を言っていました」と自虐気味なエピソードを明かした。
続けて、「昨日もヨシはクラブハウスで『10点、10点』と言っていました。今日はその願いが届いて、打線から二桁得点の援護を受けて、ナ・リーグ西地区の優勝を決める勝利を掴むことを期待しています」とレポートしていた。加えて「直近4試合でヨシはわずか3失点しかしていないのに、勝ち星が付いていません。今日はぜひ、ドジャース打線には援護点をしてほしいわ!」と繰り返すほど、ワトソン氏は切実に山本の白星を願っていた。
ワトソン氏のお願いが通じたのか、この日はドジャース打線が爆発。地区優勝が決まる重要な一戦で背番号18は今季最多の援護を受け、8月24日のサンディエゴ・パドレス戦以来となる白星を挙げた。
構成●THE DIGEST編集部
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大一番のマウンドに上がった山本は初回から快調なピッチング。3点リードした3回は四球と安打で1死一、二塁と初めて得点圏に走者を背負ったが、後続を抑えて無失点に切り抜けた。
4回には大谷翔平の54号ホームランなど追加点をもらい、ドジャースが8点をリード。大量援護をもらった山本は2死二、三塁と再びピンチを招いたが、8番ティム・タワをスプリット、カーブで三球三振に仕留め、得点だけは許さなかった。
6回に先頭のコービン・キャロルをスプリットで空振り三振。これで今季200個目の三振を積み上げた。続くガブリエル・モレノも変化球主体で攻め、最後は内角低めのスライダーでバットを振らせた。
山本の快投で勢い付いたドジャースは2番手以降の中継ぎ陣も無失点リレー。投打が噛み合い、ダイヤモンドバックスを圧倒した。
山本の活躍をはじめ、ドジャース戦士を間近で取材し続けたドジャース専属の地元放送局『SportsNet LA』の女性リポーター、キルステン・ワトソン氏は試合前のリポートで日本人右腕との興味深いエピソードを語っていた。
同氏によると、「メジャー2年目を迎えたヨシノブは、スプリング・トレーニング初日からその存在感や自信に満ち溢れた姿は周囲から一目置かれていたわ。昨シーズンは怪我に悩まされた時期があったけど、10月のポストシーズンでは、チームをワールドシリーズ制覇へと導く活躍を見せてくれた。今日、彼は今季30試合目の先発登板を迎えますが、彼はここまで安定した素晴らしい投球を見せ、オールスター選出も果たしています」と、ここまでのパフォーマンスを称賛した。
しかし、「でも、彼にひとつだけ足りていないものがあります。それは援護点です」と話し、打線の援護に恵まれない不運な実状を説明した。敵地ボルティモア・オリオールズ戦(9月6日)での“ノーノー未遂”を皮切りに、直近の試合ではクオリティスタートを達成しながら、勝ち星に見放されている。「最近ヨシが私に話してくれたのですが、『僕の試合翌日に限ってチームが10点取るんだよね』と笑っていたの。『だったら登板前日に言っておこうかな』と私に冗談を言っていました」と自虐気味なエピソードを明かした。
続けて、「昨日もヨシはクラブハウスで『10点、10点』と言っていました。今日はその願いが届いて、打線から二桁得点の援護を受けて、ナ・リーグ西地区の優勝を決める勝利を掴むことを期待しています」とレポートしていた。加えて「直近4試合でヨシはわずか3失点しかしていないのに、勝ち星が付いていません。今日はぜひ、ドジャース打線には援護点をしてほしいわ!」と繰り返すほど、ワトソン氏は切実に山本の白星を願っていた。
ワトソン氏のお願いが通じたのか、この日はドジャース打線が爆発。地区優勝が決まる重要な一戦で背番号18は今季最多の援護を受け、8月24日のサンディエゴ・パドレス戦以来となる白星を挙げた。
構成●THE DIGEST編集部
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