現地9月30日、シンシナティ・レッズの剛腕ハンター・グリーンがロサンゼルス・ドジャース打線に打ち込まれた。ロサンゼルス生まれの26歳がワイルドカード・シリーズ初戦のマウンドに上がると、わずか4球で失点。ドジャースの先頭打者・大谷にいきなりソロ本塁打を打たれてしまった。
3回にはテオスカー・ヘルナンデスとトミー・エドマンに2者連続本塁打を許して5失点。3回を終えた時点で降板となった。レッズ専門メディア『Blog Red Machine』は試合後、「先発グリーンが崩壊。レッズファンが認めなくない現実を証明してしまった」と伝えた。
「2020年以来のプレーオフは、計画通りに進まなかった。先発グリーンはドジャースのスーパースター、大谷翔平に先頭打者ホームランを打たれ、そこから雪だるま式に失点を重ねた。わずか3イニングで3本塁打を含む被安打6。2つの四球もあって5失点を喫した」
グリーンのレギュラーシーズンの成績は7勝4敗、防御率2.76。登板機会が19回と少なったのは、慢性的な鼠径部の痛みで2度の負傷者リスト入りしたためだ。
「レッズファンの多くは、初戦の先発がグリーンに決まると興奮した。しかし、グリーンは堅実な一線級のスターターではあるものの、多くのファンが期待するようなエースではないと痛感させられた。健康を維持できず、投球回数107回2/3はキャリアワースト。コンスタントに投げられない投手を、チームのエースと認めるのは難しい」
このようにグリーンを評した地元メディアは、ほかのワイルドカード・シリーズの結果を記載。ガーディアンズ対タイガースは1対2、ヤンキース対レッドソックスは1対3、カブス対パドレスは3対1と、いずれもロースコアだった。
ガーディアンズのギャビン・ウィリアムズ、タイガースのタリク・スクーバル、ヤンキースのマックス・フリード、レッドソックスのギャレット・クローシェイ、カブスのマシュー・ボイド、パドレスのニック・ピベッタ。そのだれもが、グリーンのように3回で5点も奪われることはなかった。
「グリーンは真のエースになるための能力を備えている。メッツ戦(9月7日)で見せた12奪三振や、カブス戦(9月24日)での完封勝利がその証だ。しかし、不安定さと怪我の多さはエースの称号に値するものではない。こうした問題を解決しない限り、レッズファンはグリーンをエースと呼ぶのを止めるべきだ」
グリーンとレッズは2023年4月に6年5300万ドルで契約を延長。28年シーズンまでの契約には、29年のクラブオプションも含まれている。
ドジャース戦では先頭の大谷に本塁打を打たれたものの、2回に迎えた大谷との2度目の対戦ではカウント3-2から100.8マイル(約162.2キロ)のフォーシームを投げ込んで見逃し三振を奪った。前日会見で、故郷ロサンゼルスでのポストシーズン初先発を「本当に誇らしい気持ち」と語っていた26歳の剛腕は、この先、どんな成長を遂げるのか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平がワイルドカード・シリーズの初戦で驚愕の2発!
3回にはテオスカー・ヘルナンデスとトミー・エドマンに2者連続本塁打を許して5失点。3回を終えた時点で降板となった。レッズ専門メディア『Blog Red Machine』は試合後、「先発グリーンが崩壊。レッズファンが認めなくない現実を証明してしまった」と伝えた。
「2020年以来のプレーオフは、計画通りに進まなかった。先発グリーンはドジャースのスーパースター、大谷翔平に先頭打者ホームランを打たれ、そこから雪だるま式に失点を重ねた。わずか3イニングで3本塁打を含む被安打6。2つの四球もあって5失点を喫した」
グリーンのレギュラーシーズンの成績は7勝4敗、防御率2.76。登板機会が19回と少なったのは、慢性的な鼠径部の痛みで2度の負傷者リスト入りしたためだ。
「レッズファンの多くは、初戦の先発がグリーンに決まると興奮した。しかし、グリーンは堅実な一線級のスターターではあるものの、多くのファンが期待するようなエースではないと痛感させられた。健康を維持できず、投球回数107回2/3はキャリアワースト。コンスタントに投げられない投手を、チームのエースと認めるのは難しい」
このようにグリーンを評した地元メディアは、ほかのワイルドカード・シリーズの結果を記載。ガーディアンズ対タイガースは1対2、ヤンキース対レッドソックスは1対3、カブス対パドレスは3対1と、いずれもロースコアだった。
ガーディアンズのギャビン・ウィリアムズ、タイガースのタリク・スクーバル、ヤンキースのマックス・フリード、レッドソックスのギャレット・クローシェイ、カブスのマシュー・ボイド、パドレスのニック・ピベッタ。そのだれもが、グリーンのように3回で5点も奪われることはなかった。
「グリーンは真のエースになるための能力を備えている。メッツ戦(9月7日)で見せた12奪三振や、カブス戦(9月24日)での完封勝利がその証だ。しかし、不安定さと怪我の多さはエースの称号に値するものではない。こうした問題を解決しない限り、レッズファンはグリーンをエースと呼ぶのを止めるべきだ」
グリーンとレッズは2023年4月に6年5300万ドルで契約を延長。28年シーズンまでの契約には、29年のクラブオプションも含まれている。
ドジャース戦では先頭の大谷に本塁打を打たれたものの、2回に迎えた大谷との2度目の対戦ではカウント3-2から100.8マイル(約162.2キロ)のフォーシームを投げ込んで見逃し三振を奪った。前日会見で、故郷ロサンゼルスでのポストシーズン初先発を「本当に誇らしい気持ち」と語っていた26歳の剛腕は、この先、どんな成長を遂げるのか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平がワイルドカード・シリーズの初戦で驚愕の2発!
関連記事
- 【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も
- 【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介!
- 【画像】MLBオールスター恒例の“レッドカーペット・ショー”に揃って登場!大谷翔平&真美子夫妻の厳選ショット!
- 【画像】内田有紀、上戸彩、川口春奈、山下美月、森香澄、韓流アイドル…可憐なユニホーム姿が眩しい! 華やかに“始球式”を彩った美人女優&タレントたちを大特集!
- 【画像】ももクロ、篠崎愛、あのちゃん、松井玲奈、乃木坂46、超人気声優…個性的なフォームも必見! ゴージャスに“始球式”を彩った美人女優&タレントたちを大特集!