ナ・リーグ地区シリーズのロサンゼルス・ドジャース対フィラデルフィア・フィリーズは現地10月９日、ドジャー・スタジアムで第４戦が行なわれる。フィリーズの先発は第１戦で大谷翔平を３打席連続三振に斬って取ったクリストファー・サンチェス。“天敵”との再戦にSNSでは「三振の山だけはやめて」「サンチェスかー」と日本人ファンに動揺が広がっている。
  　第１戦では完全に封じ込まれた。初回の第１打席ではチェンジアップにタイミングが合わず、三球三振に打ち取られ。第２打席ではフルカウントと粘った末に最後は153キロのシンカーを見逃し三振。第３打席でも、156キロのシンカーに手が出ず見逃し三振に終わった。それでもチームは、なんとかサンチェスを６回途中でマウンドから引きずり下ろし、逆転勝ちに漕ぎつけている。

　レギュラーシーズンの対戦も含めると、今季の大谷はサンチェスに対し、９打数１安打８三振。今地区シリーズでは14打数１安打と打撃不振に陥るなかで、最悪の相性とも言える相手だけに、ネット上でも「明日サンチェスかー 大谷はじめみんな打てないからなぁ」「サンチェスか、厳しいな」「打てるかな 全然ダメそう」「第五戦勝負だ」「明日勝てなかったら、敗退する可能性が十分」などと不安の声が広がっている一方で、「相性めちゃくちゃ悪いしきついと思うけどここで打ってしまうのが大谷翔平なんですよねーー」「大谷さんならサンチェスにアジャストしてくれるって信じてる 先頭打者ホームランで開戦や！」「この難敵を攻略するのが大谷選手だ」とスーパースターの覚醒に期待する声も少なくない。

　はたして、大谷はサンチェスにリベンジし、ドジャースをリーグ優勝決定シリーズに導けるのか。第１打席の対決から注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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