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山本由伸、105球完投直後の“後片付け”に日米注目「少年野球の頃から当たり前に…」「ブルージェイズだけじゃなく試合後も掃除」

THE DIGEST編集部

2025.10.27

山本はWSの舞台で完投勝利を挙げた。(C) Getty Images

山本はWSの舞台で完投勝利を挙げた。(C) Getty Images

 山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)が現地10月25日に行なわれたトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に先発。4安打1失点8奪三振の圧巻投球で今ポストシーズン2戦連続の完投勝利を成し遂げた。試合直後はダグアウトで驚きの行動を起こし、米識者から称賛を受けた。

 第1戦で14安打11得点と爆発した強力ブルージェイズ打線を寄せつけなかった。3回までは毎回ランナーを背負うも粘りの投球で1失点でしのぐと、4回以降は相手を圧倒。この日冴えたカーブ、スプリットで打者を翻弄し、155キロ超のストレートで三振を奪うなど、一塁すら踏ませぬ圧巻のピッチングを披露した。

 終盤以降も球威は落ちず、8回は三者連続三振に斬って取りブルージェイズ打線をねじ伏せる。山本は9回もマウンドに上がり、あっさり三者凡退でゲームセット。105球を投げ抜いた。
 
 ワールドシリーズの大舞台で異彩を放った山本。歴史的な投球だけでなく、試合後の行動も右腕は注目を集めた。山本はグラウンド上で現地インタビューを終えると、自身が飲んだ空のペットボトル4本を掴み、ゴミ箱に捨てる。それだけでなく、ダグアウトに落ちていたゴミやベンチに置かれていた誰かが飲んだとされるペットボトルを見つけると、一緒にすべて片づけた。チームマネージャーに記者会見場に早く向かうよう促されると、周囲をきちんと確認してベンチ裏へ足早に向かった。

 NHKの映像でも抜かれた山本の片付ける姿はSNS上でも話題沸騰。米放送局『Fox Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「ヨシノブ・ヤマモトはポストシーズン2試合連続完投を達成し、ダグアウトのゴミを片付けてからクラブハウスへ向かった」と写真付きで投稿。同局のインスタグラムにも動画付きでシェアされた。

 日米ファンからは、「日本人としてすごく誇らしい」「施設などを使った後は少年野球の頃から当たり前のようにやってるはずだけど嬉しいよね」「完投して掃除して完璧な山本くん」「ヒーローは相手打者だけじゃなく試合後のベンチも片づける」「ナイスガイやん」「野球選手にとって敵地でもスタジアムは神聖な場所」などと、大きな反響を集めた。​​​​​​

構成●THE DIGEST編集部

【動画】105球完投直後に山本由伸がダグアウトのゴミを後片付けする実際の映像

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