前日の大敗で漂った不穏な空気を一掃する、鮮やかな快勝劇だった。現地10月25日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でワールドシリーズ第2戦をトロント・ブルージェイズと戦い、5対1の快勝。通算成績を1勝1敗として、第3戦が行なわれるロサンゼルスへと帰還した。
圧巻のパフォーマンスを見せつけ、勝利の立役者となったのが山本由伸投手だ。3回に1点を失ったものの、4回以降は危なげないピッチングで敵強力打線をシャットアウトし、終わってみれば9回4安打8奪三振1失点をマーク。ポストシーズンでの2試合連続完投勝利は、MLBで24年ぶりの快挙となった。
米メディアや記者たちから称賛の嵐を浴びるなか、ニューヨーク・ヤンキースの番記者もユニークな投稿で山本に賛辞を贈った。米メディア『Sports Illusrated』のジョー・ランダッツォ記者が、試合後に自身のXを更新。「ヤマモトはやはり金額に見合う価値があった」と書き出し、ドジャースと山本が結んだ12年総額3億2500万ドル(約463億円)の大型契約をあらためて引き合いに出した。
そのうえで、「ヤンキースが彼を獲得できなかったのは残念だ。我々はいつもこれを思い出してしまうんだ」と記し、一枚の写真を掲載。オリックス・バファローズ時代の山本を視察したヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが、スタンドから拍手を送る様子を捉えたショットだ。最終的に争奪戦を制したのはドジャースだったが、ヤンキースもまた有力な移籍先候補に挙がっていた。
ワールドシリーズはいよいよ舞台をドジャー・スタジアムに移す。第3戦のドジャース先発はタイラー・グラスノーが、そして第4戦の先発は大谷翔平が予定されている。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】ヤンキース番記者が紹介! オリックス時代の山本由伸を称える“大物”の一枚
圧巻のパフォーマンスを見せつけ、勝利の立役者となったのが山本由伸投手だ。3回に1点を失ったものの、4回以降は危なげないピッチングで敵強力打線をシャットアウトし、終わってみれば9回4安打8奪三振1失点をマーク。ポストシーズンでの2試合連続完投勝利は、MLBで24年ぶりの快挙となった。
米メディアや記者たちから称賛の嵐を浴びるなか、ニューヨーク・ヤンキースの番記者もユニークな投稿で山本に賛辞を贈った。米メディア『Sports Illusrated』のジョー・ランダッツォ記者が、試合後に自身のXを更新。「ヤマモトはやはり金額に見合う価値があった」と書き出し、ドジャースと山本が結んだ12年総額3億2500万ドル(約463億円)の大型契約をあらためて引き合いに出した。
そのうえで、「ヤンキースが彼を獲得できなかったのは残念だ。我々はいつもこれを思い出してしまうんだ」と記し、一枚の写真を掲載。オリックス・バファローズ時代の山本を視察したヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが、スタンドから拍手を送る様子を捉えたショットだ。最終的に争奪戦を制したのはドジャースだったが、ヤンキースもまた有力な移籍先候補に挙がっていた。
ワールドシリーズはいよいよ舞台をドジャー・スタジアムに移す。第3戦のドジャース先発はタイラー・グラスノーが、そして第4戦の先発は大谷翔平が予定されている。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】ヤンキース番記者が紹介! オリックス時代の山本由伸を称える“大物”の一枚




