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「大谷早く帰ろう」6時間39分の死闘に終止符、フリーマンのサヨナラHRでドジャース劇的勝利! WS史上最長タイ延長18回に列島騒然「明日の試合遅らせるとかない?」

THE DIGEST編集部

2025.10.28

延長18回にサヨナラ弾を放ったフリーマン(右)。(C)Getty Images

延長18回にサヨナラ弾を放ったフリーマン(右)。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月27日、本拠地ドジャー・スタジアムでトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第3戦で延長18回の末、6対5でサヨナラ勝利。これで7戦4勝制のWSで2勝1敗とし、一歩リードした。

 1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は、3回の第2打席でポストシーズン7本目となるソロ本塁打を放ち、7回の第4打席でも8号同点ソロを記録。4打数4安打3打点5四球の大活躍を見せた。

  8回1死一、二塁の場面では、佐々木朗希がワールドシリーズ初登板。先頭のタイ・フランスを156キロの直球で内野ゴロに仕留めるて2死。ランナーが二、三塁にかわりネーサン・ルークスをスプリットで投ゴロで打ち取り、この回を無失点で切り抜けた。回またぎとなった9回も続投。2死一、二塁にランナーを背負うが、最後はマイルズ・ストローを直近で三ゴロに打ち取り、無失点でしのいだ。
 
 息詰まる攻防は延長18回にまで及び、ドジャースは先発のタイラー・グラスノーから10人の投手をつぎ込む総力戦に突入。延長17回には第2戦で105球完投勝利を挙げた山本由伸がブルペンで投球練習するスクランブル態勢だった。一方、ブルージェイズも8投手の継投でドジャースに得点を与えず、必死に耐え抜いた。

  最後は先頭で打席に立ったフレディ・フリーマンがブルージェイズ9番手左腕ブレンドン・リトルの投じた6球目のシンカーを強振。高々と舞い上がった打球はぐんぐん伸びて中堅フェンスを越え、試合に決着をつけた。 

 2008年10月26日のドジャースとボストン・レッドソックス戦で記録したWS史上最長となる18回に並ぶ6時間39分の大熱戦にファンは熱狂。「フリーマン最高にカッコよかった」「これ明日の試合時間遅らせるとかないんですかね?」「山本が投げなくて良かった」「後悔がないくらい最高の試合だった」「とんでもない試合だった」「打撃戦と思ったら、総力の投手戦だった」「大谷はやく帰ろう」「歴史に残る死闘だった!」「感動しました」といった歓喜の声が続々と上がった。

 第4戦は28日(日本時間29日午前9時)、引き続きドジャー・スタジアムを舞台に行なわれる。ドジャースの先発はポストシーズン9出塁の伝説的記録を作った大谷翔平、ブルージェイズはサイ・ヤング賞右腕シェーン・ビーバーがマウンドに上がる予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大熱戦に決着をつけたフリーマンのサヨナラ弾
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