現地10月29日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたワールドシリーズ第5戦でMLB史上初となる不名誉記録を残した。
米メディア『ESPN Insights』によると、ドジャースはワールドシリーズ1イニングで3度のワイルドピッチを記録。これは史上初めてだった。2点ビハインドの7回、追加点を与えたくない場面でまさかの乱調が重なり、チームのリズムは完全に崩れた。
トロント・ブルージェイズが3対1でリードして迎えた7回表。先頭のアディソン・バーガーが左前打で出塁すると、次打者の打席で先発ブレイク・スネルがひとつ目のワイルドピッチを記録し、一塁ランナーのバーガーは二塁へ。四球を与えて1死一、二塁とし、初回に先頭打者ホームランを放ったデービス・シュナイダーの打席でスネルは2つ目の暴投を記録。1死一、三塁とピンチを拡大した。シュナイダーを三振に仕留めて2死までこぎ着けたものの、球数が116球に達したスネルはここで降板した。
2番手にエドガルド・ヘンリケスがマウンドに上がるも、ドジャースは悪い流れを止められず。初回にポストシーズン8本目となる左越えソロを叩き込んだ主砲ブラディミール・ゲレーロJr.との勝負で、フルカウントから投じた6球目が外角高めに大きく外れて捕手はとれず。3つ目のワイルドピッチを献上し、三塁走者がホームに生還。スコアは4対1とさらに開いた。
わずか1イニングで3つの暴投を記録する前代未聞の展開。以降もドジャースはリズムを取り戻せず、試合は6対1でブルージェイズが快勝した。
この勝利でシリーズ成績はブルージェイズが3勝2敗とし、32年ぶりの世界一へ王手をかけた。次戦はブルージェイズの本拠地ロジャース・センターに舞台を移し、現地31日(日本時間11月1日午前9時)に行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ヘンリケスのワイルドピッチで三塁ランナーがホーム生還→ブルージェイズが追加点
米メディア『ESPN Insights』によると、ドジャースはワールドシリーズ1イニングで3度のワイルドピッチを記録。これは史上初めてだった。2点ビハインドの7回、追加点を与えたくない場面でまさかの乱調が重なり、チームのリズムは完全に崩れた。
トロント・ブルージェイズが3対1でリードして迎えた7回表。先頭のアディソン・バーガーが左前打で出塁すると、次打者の打席で先発ブレイク・スネルがひとつ目のワイルドピッチを記録し、一塁ランナーのバーガーは二塁へ。四球を与えて1死一、二塁とし、初回に先頭打者ホームランを放ったデービス・シュナイダーの打席でスネルは2つ目の暴投を記録。1死一、三塁とピンチを拡大した。シュナイダーを三振に仕留めて2死までこぎ着けたものの、球数が116球に達したスネルはここで降板した。
2番手にエドガルド・ヘンリケスがマウンドに上がるも、ドジャースは悪い流れを止められず。初回にポストシーズン8本目となる左越えソロを叩き込んだ主砲ブラディミール・ゲレーロJr.との勝負で、フルカウントから投じた6球目が外角高めに大きく外れて捕手はとれず。3つ目のワイルドピッチを献上し、三塁走者がホームに生還。スコアは4対1とさらに開いた。
わずか1イニングで3つの暴投を記録する前代未聞の展開。以降もドジャースはリズムを取り戻せず、試合は6対1でブルージェイズが快勝した。
この勝利でシリーズ成績はブルージェイズが3勝2敗とし、32年ぶりの世界一へ王手をかけた。次戦はブルージェイズの本拠地ロジャース・センターに舞台を移し、現地31日(日本時間11月1日午前9時)に行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ヘンリケスのワイルドピッチで三塁ランナーがホーム生還→ブルージェイズが追加点
関連記事
- T・ヘルナンデスの拙守で三塁打→犠飛でドジャース痛恨の失点を献上…元WBC戦士が苦言「あれは身体で止めないと」
- 「ロバーツ監督の継投は常に裏目」ド軍ブルペン采配にネットで疑問の声噴出「なぜここで使った?」「エンリケスは責められない」
- 強打のドジャース打線が「どうしていいか分からない状態」 ブルージェイズの22歳ルーキー右腕の快投に田口壮氏も“脱帽”「何も言うことはない。素晴らしい」
- 「ビックリしました」初回いきなり先頭打者から2者連続で被弾…ドジャース先発スネルについてWS制覇2度の日本人がコメント「派手にやられましたけど…」
- 「史上初」「過去最多」続々、WS第5戦は初回から記録ずくめ スネルが先頭から2者連続アーチ被弾




