現地11月３日、ロサンゼルス・ドジャースは２年連続のワールドシリーズ制覇を祝福してロサンゼルス街で優勝パレードを行なった。ドジャースの選手たちは特別にラッピングされた２階建てバスに乗車してファンの大声援に応えた。大谷翔平は妻の真美子さんと同乗し、リラックスした表情。その一瞬の隙をチームメイトのカメラは見逃さなかった。

　沿道には大勢のファンが押し寄せ、身動きがとれないほど異様な熱気に包まれ、爆竹やチームカラーである青い紙吹雪が舞う幻想的な雰囲気に包まれた。

　球団初のワールシリーズV2を成し遂げたドジャースの選手らは興奮気味にファンの声援に応えた。その様子を36歳のベテラン、兄貴肌のミゲル・ロハスが球団公式カメラを持って撮影。バス上での貴重な選手の一部始終のリアクションが公開された。
  　映像は黒いジャンパーを羽織ったマックス・マンシーから始まり、ワールシリーズ３勝を挙げる大車輪の活躍をみせた山本由伸は「MVP！」と声を掛けられると、照れた表情を浮かべながらカメラ目線で左拳を挙げて応える。弟分の様子に右隣にいた大谷が笑みを浮かべていると、ロハスは「そしてまたもうひとり...そうだ、もうすぐMVPだ。MVP！」と大谷に声をかけると、無邪気にピースサインで応えた。ちなみに大谷の右隣には真美子さんが夫の背番号「17」のドジャースジャケットを着ていた。

　ほかにも、フレディ・フリーマンとチェルシー夫人、ムーキー・ベッツ、クレイトン・カーショウ、キケ・ヘルナンデスらが、まるで子供ようなはしゃぎっぷりで感情を爆発。歓喜の時間を仲間と一緒に過ごした。

　優勝パレード終了後、本拠地ドジャー・スタジアムに場所を移して祝賀セレモニーが開催された。超満員の観客から「MVP！MVP！」と割れんばかりのコールを受けた大谷は英語で「次のリングを獲る準備はできている！」と断言。ワールシリーズ３連覇を力強く宣言すると、球場のボルテージは最高潮に上がった。

構成●THE DIGEST編集部

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