ロサンゼルス・ドジャースは、今オフにフリーエージェント（FA）となる“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデスの去就について、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation」のダグ・マケイン記者が自身の見解をXに綴り、同選手の引き留めを強く主張した

　キケは今季93試合に出場し、打率.203、10本塁打、35打点、OPS.621（出塁率.255、長打率.366）の成績をマーク。そんなベテラン内野手について、マケイン記者は「８月に34歳を迎えたキケは、ポストシーズン17試合に出場してwRC+80を記録。しかし、数字だけでは語りきれない」と言及。ポストシーズンにめっぽう強く、攻守で野球IQの高さを発揮してチームの連覇に大きく貢献した“ミスターオクトーバー”は「ドジャースにとって、絶対に再契約すべき選手だ」と断言した。
  　成績以上にチームに好影響を与える存在感の大きさを強調したマケイン氏。LAメディアを代表する重鎮記者の指摘通り、キケは昨季のポストシーズンで３回５失点KOとなった山本由伸を励ますなど、数字では表れないムードメーカーとしての役割も大きい。

「お祭り男」としてドジャースを盛り上げてきた男だけに、今後の去就に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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