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MLB

ドジャースWS連覇の裏に“日本旋風” スペイン語圏メディアも注目する大谷翔平が変えたロサンゼルス、次のスターは村上宗隆か

下村正幸

2025.11.12

村上はアメリカでも結果を残せるのか。(C)Getty Images

村上はアメリカでも結果を残せるのか。(C)Getty Images

 イチロー・スズキが28歳で9年間プレーしたNPBを離れ、2001年にシアトル・マリナーズへ移籍したとき、アジア出身選手がこれほどまでにMLBで存在感を放つ時代が来ると予想した人は少なかった。

 それから24年後、ロサンゼルス・ドジャースは資産運用会社『Guggenheim Partners』の豊富な資金力を背景に今季、過去6年で3度目、2年連続のワールドシリーズ制覇を達成した。その中心に立つショウヘイ・オオタニは、今世紀最高、あるいは史上最高の選手として語り継がれる存在となっている。

 スペイン紙『AS』は、ドジャースの優勝と大谷ら日本人選手の活躍を特集。その電子版『AS USA Latino』では、日本人選手関連の記事が急増している。同紙は「オオタニ加入後、日本からロサンゼルスへの観光客が90%増加した。ドジャー・スタジアムは日本企業の広告で埋め尽くされ、日本通運、ダイソー、トーヨータイヤ、日本航空、東京エレクトロンなどがスポンサーを務めている」と伝え、経済効果にも注目した。
 
 さらに『AS』が次の注目株として紹介したのが村上宗隆だ。ロサンゼルスのスペイン語紙『La Opinion』は「若さと強打が魅力」と評価し、米メディア『The Athletic』は今オフの注目フリーエージェント20人の一人に選出。契約総額は8年1億5800万ドル(約244億円)規模と予想している。

 一方、メキシコの有力紙『Excelsior』は、村上の長所と課題を分析。「暴力的なパワーと高いコンタクト能力を併せ持つが、三振率は約30%と高く、MLBの速球への対応が鍵」と指摘。守備面では「日本では三塁を守ったが、MLBでは一塁か指名打者になる可能性が高い。守備範囲に課題はあるが、肩の強さは評価されている」とした。

 同紙は最後に「ワールドシリーズの熱気が冷めた今、ムラカミの名が新たな話題として浮上している」と結んでいる。

文●下村正幸

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