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今永昇太の球団オプション契約は「適正価値だと思わなかった」カブス編成本部長が説明 米メディアは「FA市場で人気になる」

THE DIGEST編集部

2025.11.13

カブスからFAとなった今永昇太。(C)Getty Images

カブスからFAとなった今永昇太。(C)Getty Images

 シカゴ・カブスが今永昇太との球団オプション契約を行使しなかった理由を、ジェド・ホイヤー編成本部長が説明した。米メディア『FanSided』が報じた。

 カブスは2年目を終えた今永に対し、総額5700万ドル(約88.3億円)で5年目まで契約延長できる球団オプションを行使しなかった。今永側も1年1525万ドル(約23.4億円)の選手オプションを拒否したため、今オフのFAが決定。その後、カブス側は1年2202万5000ドル(約33.8億円)のクオリファイング・オファー(QO)を今永に提示している。メジャーではFAになった選手に所属球団が1年契約のQOを提示できるが、合意にいたるのはまれなケースだ。

 そんな状況のなか、ラスベガスで開かれているGM会議に出席したホイヤー編成本部長は、「カブスは(QOで合意する)可能性を完全に閉ざしたくない。ただ、結局のところ球団オプションが適正価値だと思わなかったし、彼本人も選手オプションが適正価値だと思わなかった。こういったことはよく起こるものだ」と、今永に関する質問に返答した。

 これを受けて同メディアは、「32歳の左腕がより多くの報酬を求めていて、カブス側は支出を抑えたいと思っているのであれば、妥協点を見いだすのは難しいだろう。実に単純な話だ」と受け止め。「2025年シーズン終盤のパフォーマンスと、ポストシーズンで敗れた内容では、カブスが不安になるのも無理はない。それでもシカゴで2シーズン登板した今永は、FA市場で人気になるはずだ」と今後の去就に触れている。

 
「今永の投球スタイルは、変化球の制球が生命線。そのタイプは年齢を重ねても通用するだろう。それでもカブスが見切りをつけるなら、それも理解できる。とはいえカブスは深刻な投手不足に陥っている。24年に15勝、25年に9勝した今永だったが、今年のポストシーズンでは活躍できなかった。カブスは今永の代わりを見つける必要がある。今永を手放す決断が正しいといえるのは、ローテーションを改善できた場合だけだ」

 今永がカブスのQOを受け入れるのか、それともFA市場に出て他球団からの評価を検討するのか。日本人左腕の去就に、大きな注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部


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