ピッツバーグ・パイレーツの右腕ポール・スキーンズが、2025年シーズンのナショナル・リーグで満票によりサイ・ヤング賞を受賞した。両リーグでその年に最も活躍した投手ひとりずつが選出されるこの栄誉を、MLBデビュー２年目の23歳右腕が初めて手にした。

　スキーンズは今季、32試合に登板し10勝10敗、１完投、187回2/3を投げて216奪三振、与四球42、防御率1.97、WHIP0.95を記録。防御率はMLB全体１位、WHIPはナショナル・リーグ１位、奪三振数もリーグ２位という圧巻の数字を残した。勝ち星に恵まれない試合もあったが、その投球内容は群を抜いていた。
  　この偉業に対し、ファンからは「納得の満票選出」「そらそうよ」「すごいやん」「当然の結果」「23歳の怪物」「無双感」など、SNS上で称賛の声が多数寄せられた。

　24年にMLBデビューを果たしたスキーンズは、その年に新人王を受賞。オールスターにも選出され、初出場ながら先発投手を務めるという快挙を達成した。２年目の25年のオールスターも２年連続で先発マウンドに立ち、リーグを代表する存在として、その地位を確立している。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】2025年シーズン ナ・リーグで満票CY賞を受賞したスキーンズ