ロサンゼルス・ドジャースのオフシーズン戦略が水面下で進行している。現地12月７日～10日までフロリダ州オーランドで開催されるウィンターミーティングを前に、球団はトレード市場を中心に慎重な情報収集を続けていると、米メディア『The Athletic』が報じた。

　同メディアのファビアン・アルダヤ記者とケイティ・ウー記者は、ドジャースのオフシーズン計画について共同で執筆した記事の中で、セントルイス・カーディナルスが特に「最も興味深いチームのひとつ」として浮上していると指摘。ドジャースが関心を示す候補として、左打ちのユーティリティプレイヤーであるブレンダン・ドノバンと、外野手のラーズ・ヌートバーの２人を挙げている。
  　ドノバンは2022年にMLBデビューした28歳で、25年の成績は打率.287、出塁率.353、OPS.775を記録。両記者は「複数ポジションを守れる汎用性は、ドジャースの編成方針と親和性が高く、今夏のトレード期限時にも関心を示していた」と伝えている。

　一方、ヌートバーも同じく28歳で21年にMLBデビュー。25年シーズンは打率.234、出塁率.325、OPS.686を残した。７月には左肋軟骨捻挫で離脱。両記者は「外野の３ポジションを全て守れ、左打ち」と評価しつつ、「終盤の怪我で、10月に両かかとの手術を受けており、開幕に間に合うかは不透明だが、数週間の欠場に留まるはず」との見解を示している。

　カーディナルスは現在、左打ちの打者を少なくともひとり放出する意向があるとされ、ドジャースが才能ある同選手らの獲得に乗り出す可能性は高い。ドジャースは静かなオフシーズンを送っているが、条件が整えば大型トレードに踏み切る準備を進めていると見られる。

　ドジャースがカーディナルスから左打ちの野手を獲得し、さらなる戦力アップを図るかどうかが注目される。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり！ 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻＆パートナー”を一挙紹介！

【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け！ 愛犬デコピンも登場

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介！ 貴重なショートカット時代も