来年３月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で２連覇を狙う野球の日本代表。侍ジャパンにとって手強い敵になるであろうライバル国に、大きな動きがあったようだ。

　米スポーツラジオ局『AM 570 LA Sports』のデビッド・ヴァセグ記者が、自身のXを更新。ロサンゼルス・ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスがドミニカ共和国代表を辞退したと伝えた。
  　T・ヘルナンデスはチャンスに強い打撃で25年シーズンは打率.247、25本塁打、89打点、OPS.738をマークした。そんな33歳について、同記者は「24年シーズン以前から得られなかったオフシーズンに必要な治療と休養を優先するため」と説明。「WBCには出場しない」と（同国の）アルバート・プホルス監督に伝えたと報じた。

　フェルナンド・タティースJr.（サンディエゴ・パドレス）やエリー・デラクルーズ（シンシナティ・レッズ）、ジュニオール・カミネロ（タンパベイ・レイズ）ら、メジャーの超一流選手たちが代表メンバーに名を連ねると予想されるドミニカ共和国。日本とは、早ければ米国ラウンドの準々決勝で対戦するだけに、その動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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