セ・リーグのシーズン最多安打記録を持つ元阪神タイガースのマット・マートン氏が30日、ツイッターを更新。２分を超える日本語字幕付きの動画を投稿し、新型コロナウイルスと戦う元同僚とファンに向けてメッセージを送った。

　マートン氏は動画に添えて、「藤浪、伊藤、長坂さん、頑張って！影響を受けるすべての人のために祈ります。頑張りましょう！」という内容の文章を投稿。罹患した古巣の三選手を励ました。

　動画の冒頭、「こんにちは。調子どうですか？わたし？ボチボチでんな」と日本語であいさつ。その後、コロナウイルスの感染が広がり、経済やスポーツが停滞している現在の状況に触れたうえで、危機的状況を過ごすために必要なことを3つ語った。

　一つ目は、規律を守って集中を保つこと。二つ目は、ネットニュース等の情報の中から真実を見極めること。3つ目は本当の希望や安心を見つけること。

　動画の最後では、ガッツポーズと共に「頑張りましょう」と力強く日本語で締めた。
  　このツイートに対して、ファンからは感謝のコメントが相次いだ。

「ありがとう。マートン」
「聖人だ…ありがとう」
「あなたの言葉に元気付けられました」
「気持ちが落ち込んでいる時にマートンのメッセージが聞けて少し元気が出ました」

　地震や台風が起こったときなど、日本で苦しむ人が出るたびに励ましのメッセージを送るマートン氏。今回も多くの日本人を勇気づけたようだ。

構成●THE DIGEST編集部