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プロ野球

森友哉が“先輩”に熱血指導!? 異例の捕手練習は「外崎さん60点、川越さん4点、山川さん2点(笑)」

2020.04.07

異例の捕手練習に取り組んだ西武ナイン。左から外崎、山川、森、川越。写真提供:西武ライオンズ

異例の捕手練習に取り組んだ西武ナイン。左から外崎、山川、森、川越。写真提供:西武ライオンズ

 新型コロナウイルスの感染拡大は今も続き、4月3日に行われた臨時12球団代表者会議の結果、24日に予定されていたプロ野球の開幕は見送りとなった。選手の中にも感染者が出るなど、各球団も対応に追われ、チーム練習も当面禁止となり、多くの選手は初めて直面する“調整”を余儀なくされている。

 西武ライオンズは昨日から選手による自主練習がスタート。本日朝10時、本拠地メットライフドームに姿を現した山川穂高、外崎修汰、森友哉、川越誠司の4人は、なぜか全員キャッチャー装備で登場した。「今日はもともと4人でキャッチャーの練習をしよう、ということになっていたんです。山川さんと友哉の提案です」と外崎。

 本職の練習とあって森は難なくこなした一方、一塁手の山川、二塁手の外崎、外野手の川越は初めてのトレーニングに大苦戦。特に山川は、森が投じるワンバウンドのブロック練習で「めっちゃきつい」「汗がやばい」と肩で呼吸をしていた。
 
 次の練習では、捕手だけが行う“特別訓練”。股関節の強化や可動域の改善を目的とし、両足を同時に地面について前に進む地味なトレーニングだ。やはり森はこちらも涼しげにクリア。しかし他の3人は、こちらも苦しい表情を浮かべていた。

“初体験”の練習を終え、山川は「下半身を早く使わないといけないのですごくキツかった。キャッチャーはすごい。重労働というけれど、重たい防具をつけてあんな動きをするんですからね」と目を丸くした。川越も「キャッチャー凄い。それに尽きます」と語り、外崎は「友哉の凄さを実感しましたね(笑)」と口にするなど、別のポジションの練習に取り組んだことは、肉体面の向上だけでなく、相手への理解にもつながったようだ。

 自ら捕手練習を望んだ森は「この練習は打撃にも生きると思う」と、“山賊打線”のパワーアップにも狙いがあったようだ。しかし、“先輩”3人の点数を訊かれると、「外崎さん60点、川越さん4点、山川さん2点(笑)」と、普段のお茶目な性格が顔をのぞかせた。

【PHOTO】今しか見れない!? 西武ナインの捕手練習風景!

構成●SLUGGER編集部
 

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