24日、新型コロナウイルスに感染していたプロ野球解説者の片岡篤史氏が退院を発表した。

　片岡氏は自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿した。少し痩せている姿だったが、感染告白の動画の際とは異なり、呼吸は安定している様子。

　冒頭、24日に、退院の条件であるPCR検査での２度目の陰性が確認されたことを報告した片岡氏。「病院関係者の皆様、看護師の皆様が戦ってくださって、今日退院することができました」と感謝を述べた。続いて、「皆様の励ましのコメント、メッセージ、本当に助かりました」とファンに対しても感謝した。

また、「コロナウイルスというのは、どこで感染するかわかりません。皆さん、できるだけ外出を控えていただいて、コロナにかからない、負けない生活を送っていただきたいと思います」と忠告を送った。
  　この動画には、「無事でよかった！！」「片岡さんお帰りなさい！！！」「元気に帰って来てくれてありがとう！！」「笑顔が見られて本当に嬉しいです」と安堵のコメントが多数寄せられた。

　安堵したのは関係者も同じ。片岡氏の容体の経過を逐一発信し続けた、野球解説者の高木豊氏も「片岡、退院。ホッとした。皆さん、温かい応援ありがとう」とツイートした。

　日々、感染拡大が報じられる中、片岡氏の回復のニュースは、深刻な状況下でのかすかな希望となりうるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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