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プロ野球

“ヘルマンの再来”!? スパンジェンバーグの来日第1号は苦手左腕からのグランドスラム!

THE DIGEST編集部

2020.06.23

不振に苦しむスパンジーが来日1号を満塁本塁打で飾った。写真:滝川敏之

不振に苦しむスパンジーが来日1号を満塁本塁打で飾った。写真:滝川敏之

 不振のリードオフがお目覚めの一発を放った。

 西武の新外国人選手・スパンジェンバーグが23日のソフトバンク戦(メットライフドーム)にて来日1号となる本塁打を、同じく来日1年目の左腕ムーアから叩き込んだ。

 2回裏2死満塁の場面で打席に回ると、1ボールから制球が定まらないムーアの高め速球を一振り。打った瞬間それと分かる打球はバックスクリーン右に飛び込んでグランドスラムになったのだ。

 メジャーへ移籍した秋山翔吾に代わるリードオフとして期待された男は、開幕3試合の14打席で1安打(打率.071)、8三振と役割を果たせず、2度の満塁の好機で凡退していた。それだけに西武ファンにも「またか……」という空気を払拭するには、余りある一発となったに違いない。しかも、左のスパンジェンバーグはメジャー時代から左腕を苦手とし、通算317打席で打率.212、5本塁打、OPS.568(右は1063打席で打率.264、24本、.744)。これがメジャーの球宴選出経験を持つ左腕のムーアから記録したのだから、分からないものである。
 
 外国人選手の来日1号が満塁弾となったのは史上22人目、西武では2012年のエステバン・ヘルマン以来のことである。振り返れば、ヘルマンは“スピードがあってどこでも守れる”の触れ込みで、二塁・三塁・外野を守りながら2年連続40盗塁をマークする活躍を見せた。そしてスパンジェンバーグもまた、“スピードがあってどこでも守れる”男なのだから、不思議な縁があるものだ。

構成●SLUGGER編集部

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