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復帰初打席で本塁打の大谷に再燃する二刀流継続の是非。どちらを選ぶべきか明らか」との声も

SLUGGER編集部

2020.08.07

今季投手断念が決まった後の最初の試合でいきなり本塁打を放った大谷。(C)Getty Images

今季投手断念が決まった後の最初の試合でいきなり本塁打を放った大谷。(C)Getty Images

 8月2日の登板後に右屈筋回内筋炎症の診断を受け、今シーズンの投手復帰を断念した大谷翔平(エンジェルス)が6日のマリナーズ戦で4番・DHとして出場。7月31日以来6日ぶりの打者出場となった大谷は、2回の第1打席でいきなりレフトへ今季第3号のホームランを放った。

 2018年9月にトミー・ジョン手術を受けた後の最初の試合でも2本塁打を放った大谷。2年前の“再現”とも言える離れ業に多くのファンが歓喜する一方、二刀流継続の是非について再び議論が巻き起こっている。

 エンジェルスの公式ツイッターが「君が帰ってきてうれしいよ、ショー」とツイートすると、コメント欄には「打者に専念すればこのシーンを年間40数回は見られる」「野球の神様が彼に何かを伝えようとしているんじゃないのか?」との声が。他にも、「大谷は投手か打者かどちらかを選ばなければいけない。今日の試合を見る限り、どちらを選ぶべきかみんな分かったはずだ」と主張するファンもいる。
 
 また、ウェブメディアの『Fansided』も「エンジェルスは大谷が二刀流を続けながら一年間投げ抜くことはできないという事実を受け入れるべきだ」とした上で、今後はDHに専念させるべきだと主張している。

 大谷本人は5日の会見で「可能性があれば(投手を)今でもやりたい。まずは投げられるようにもう1回、頑張りたい」と二刀流継続を希望していて、球団も同じ考えを示している。マウンドに立てなくなった今、せめてその分を打撃で……という思いも強いだろう。だが皮肉にも、バットで活躍すればするほど「打者専念論」が高まることになりそうだ。

構成●SLUGGER編集部

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