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プロ野球

【今週のセ・リーグ展望】不振にあえぐ巨人打線は本拠地で心機一転なるか。大瀬良×西勇のエース対決第2ラウンドも注目

SLUGGER編集部

2020.08.10

リーグダントツの15本塁打を放っている岡本も8月は打率1割台と本来の状態ではない。写真:徳原隆元

リーグダントツの15本塁打を放っている岡本も8月は打率1割台と本来の状態ではない。写真:徳原隆元

●DeNA-阪神(横浜)
10日(月)武藤祐太-岩貞祐太
11日(火)井納翔一-ガルシア
12日(水)浜口遥大-青柳晃洋

 武藤は中日在籍の2015年6月27日以来5年ぶりの先発マウンド。この日はブルペンデーで、長くても2イニング程度だろうが、どんな投球を見せてくれるのか注目だ。水曜日のマッチアップも要注目だ。浜口は昨年4月の阪神戦で7四球を出しながら1安打完封というセ・リーグ初の珍記録を達成。一方、阪神は本来なら藤浪晋太郎の順番だが、苦手の広島戦登板を回避させるため青柳を中4日で先発させるという噂が出ている。

 打線に目を移すと、阪神は近本光司が開幕直後の不振から脱却し、8月は4割以上の打率をマークしているが、打線全体としてはやや低調。一方、DeNAは佐野恵太が8月に入って打率.448、3本塁打。神里和毅も.462と絶好調。オースティンが故障で登録抹消となったが、穴を感じさせていない。伏兵の倉本寿彦、中井大介も要所で光る仕事をしており、阪神投手陣にとっては息が抜けないだろう。
 
●広島-中日(マツダ)
10日(月)九里亜蓮-小笠原慎之介
11日(火)野村祐輔-福谷
12日(水)K・ジョンソン-柳裕也

 依然として最下位に低迷している中日だが、7~9日の首位・巨人との3連戦は2勝1分。上位浮上のためには、4勝13敗と大きく負け越しているビジターで勝つことが絶対条件で、その意味でも5位・広島との今回の“逆天王山”は大きな意味を持つ。

 月曜日は小笠原が今季初マウンドに立つ。今季はストレートの球速が伸びずに二軍でもいまひとつの投球内容だが、開幕投手経験もある左腕がチームの救世主となれるか。一方の広島は一時、崩壊状態だったブルペン陣がフランスアと塹江敦哉を軸にやや持ち直してきた。打線ではベテランの長野久義が8月に入って3本塁打と好調で、若い坂倉将吾も持ち前の打力を発揮している。ただ、11日と12日の先発は流動的。野村は5日のヤクルト戦で120球投げており、中5日での登板には不安が残る。

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