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プロ野球

NPBが6、7月の「サヨナラ賞」を発表。ヤクルト・西浦直亨、オリックス・ロドリゲスの劇的3ランが選出

THE DIGEST編集部

2020.08.18

6月25日、二死一、二塁の場面でヤクルトの西浦が放った3ランが「サヨナラ賞」に輝いた。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

6月25日、二死一、二塁の場面でヤクルトの西浦が放った3ランが「サヨナラ賞」に輝いた。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 日本野球機構(NPB)が18日、6、7月の最もインパクトのあるサヨナラ打を放った選手に贈られる「スカパー!サヨナラ賞」を発表した。セ・リーグではヤクルトの西浦直亨が、パ・リーグではオリックスのA・ロドリゲスがそれぞれ選出された。
 
 西浦が選ばれたのは、6月25日、神宮球場で行なわれた阪神戦での一打。一点ビハインドの9回裏、マウンドには通算250セーブまで残り9に迫る藤川球児が上がる。二死一、二塁で代打として打席に入った西浦が、フルカウントから思い切り振り抜いた当たりは、左翼席に飛び込むサヨナラ3ランとなった。
 
 ロドリゲスは、7月10日、京セラドームで開催された日本ハム戦の一打が対象に。1対3で迎えた9回裏、二死一、二塁から日本ハムの守護神、秋吉亮の変化球を完璧に捉え、痛烈な弾丸ライナーを左翼席に突き刺した。
 
 2本とも、敗北まで残り1アウトに追い込まれてからのサヨナラ弾であり、ファンの心に深く刻まれている劇的な一打となった。
 
 現在、ヤクルト、オリックスは共にBクラスに甘んじている。新型コロナウイルスの影響を受けた異例のシーズンもそろそろ折り返しに近づく中、両選手の勝負強さは、今後の浮上のために欠かせないものになるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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