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プロ野球

楽天が通算1000勝達成!「でき過ぎです」3番浅村栄斗が3本塁打7打点の大活躍で二冠王に浮上

THE DIGEST編集部

2020.09.22

浅村の3本塁打で楽天の1000勝目に花を添えた。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

浅村の3本塁打で楽天の1000勝目に花を添えた。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 楽天12-4ロッテ/9月22日/楽天生命パーク

 楽天打線が爆発し、ロッテに快勝。球団通算1000勝を達成した。

 14安打を放った楽天打線で、圧倒的な長打力を見せつけたのは3番浅村栄斗だった。2点ビハインドで迎えた4回裏、先頭打者として打席に入った浅村。ロッテ先発・石川歩のストレートを捉えた当たりは右翼席に飛び込んだ。このソロホームランで反撃の狼煙を上げる。

 続く5回、同点タイムリーの2番鈴木大地を一塁に置いた第3打席では、初球、真ん中の直球を完璧に捉え、左中間席へ放り込む。2打席連続となる一発は、リーグ単独トップとなる26号2ランとなった。

 7回にタイムリーを打って迎えた8回の第5打席、ロッテのマウンドには四番手、山本大貴が上がっていた。内角よりの真っすぐを振りぬくと、打球はまたまた楽天ファンの待つ左翼席へ。この日3本、7打点目となる3ランだった。
 
 ヒーローインタビューに上がった浅村は、開口一番「でき過ぎです」と謙遜。勝ち越しとなった2本目について「大地さんがいいヒットで追いついてくれて、勢いのまま打席に入ることができた」、3本目については「回ってこないと思って気が抜けていたが、いい形で繋ごうと思っていた」とそれぞれ振り返った。

 首位ソフトバンクとは試合終了時点で6.5ゲーム差。差は決して小さくないが、「何とか明日からも必死に頑張りたい。まだまだ諦めていない」と前を向いた。

 この日の活躍で、本塁打、打点共にリーグトップに躍り出たみちのくの大砲。そのバットに、チームの行く末がかかっている。

構成●THE DIGEST編集部

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