ヤンキースの田中将大が、現地時間23日に行われたブルージェイズ戦で、レギュラーシーズン最後の先発。この登板には黒田博樹に並ぶ日本人歴代２位タイのメジャー通算79勝目をがかかっていたが、結果は４回５失点で今季３敗目がついてしまった。

　初回先頭のキャバン・ビジオにフルカウントからの四球を与えるなど、立ち上がりから制球に苦しんだ田中は、イレギュラーや捕手の牽制悪送球なども絡んでこの回２失点。３回にもタイムリーを浴びて１点を追加される。さらに４回にはケンリー・ジャンセンにソロ本塁打を浴び、またも味方の守備の乱れでさらに１点を失い、４回５失点で無念の降板となった。
  　ヤンキース打線は直後の５回表、無死満塁の好機を作るものの、３番ジャンカルロ・スタントン、４番ルーク・ボイト、５番グレイバー・トーレスのクリーンナップトリオが相次いで凡退して無得点。ブルージェイズの継投の前にわずか１点に抑えられ、田中の後を引き継いだリリーフ陣も９失点と大炎上で、14対１で完敗した。

構成●SLUGGER編集部

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