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MLB

【本日のワールドシリーズ】不振の主砲ラウが2本塁打と復活してレイズがシリーズ初勝利!ドジャースは終盤の反撃届かず

SLUGGER編集部

2020.10.22

ラウはリーグ優勝決定シリーズまで52打数6安打、打率.115と不振をかこっていたが、ここにきて2本塁打と本領発揮し始めた。(C)Getty Images

ラウはリーグ優勝決定シリーズまで52打数6安打、打率.115と不振をかこっていたが、ここにきて2本塁打と本領発揮し始めた。(C)Getty Images

▼ワールドシリーズ第2戦(グローブライフ・フィールド)
レイズ(1勝) 6-4 ドジャース(1勝)


 昨日の第1戦で敗れたレイズは、これまでポストシーズンで打率1割台と苦しんでいたブランドン・ラウがついに覚醒。初回、ドジャース先発トニー・ゴンソリンがカウント3-1から投じた4シームが真ん中に入ったのを見逃さずにフルスウィングした。打球は綺麗なアーチを描いて左中間スタンドに飛び込む先制ソロホームランとなった。

 さらにレイズは4回に2本のタイムリーで2点を追加した後、続く5回にラウがまたも値千金の一打を放つ。オースティン・メドウズを一塁に置いた状況で、ドジャースの2番手ダスティン・メイの4球目がまたまた真ん中へ。ラウはこれも見事に捉え、再び左中間に飛び込む2ランで5対0とドジャースを突き放す。
 
 打ではラウが活躍する一方、投では先発のブレイク・スネルも4回まで無安打。それだけでなく、毎回2つの三振を奪って計8奪三振と、まさに圧巻の快投を見せた。スネルは5回に2死から9番のクリス・テイラーに2ランを被弾し、さらに一、二塁のピンチを作ったところで降板となったが、代わってマウンドに上がったニック・アンダーソンが3番ジャスティン・ターナーを三振に打ち取ってここは切り抜けた。

 その後は得意の継投でレイズがリードを守ろうとするが、ドジャース打線も怒涛の反撃を見せる。6回にはウィル・スミスが、レイズの得意戦術“外野4人シフト”の頭上を越えるソロホームラン。さらに8回にも先頭のコリー・シーガーのソロで2点差まで迫り、続くジャスティン・ターナーも二塁打で無死二塁の好機を作るも、その後はマックス・マンシー、スミス、コディ・ベリンジャーの強打者3人が凡退して追加点はならず。9回も3人で抑えられて追撃届かず、レイズがシリーズ初勝利をおさめた。なお、筒香嘉智(レイズ)は出場なし。

構成●SLUGGER編集部

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