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3失点ほろ苦デビューの有原航平を“女房役”のベテラン捕手はどう評価した?「ストレートやチェンジアップは…」

THE DIGEST編集部

2021.03.03

メジャーでの初陣を終えた有原。その内容を現地メディアはどう見たのか? (C) Getty Images

メジャーでの初陣を終えた有原。その内容を現地メディアはどう見たのか? (C) Getty Images

“デビュー戦”は、ほろ苦いものとなった。

 現地時間3月2日、アリゾナ州のグレンデールで行なわれたホワイトソックスとのオープン戦(特別ルール)で、レンジャーズの有原航平が先発登板。1回1/3回を投げ、5安打3失点という内容で、メジャーの“初マウンド”を終えた。

 昨年12月に日本ハムからレンジャーズに移籍してからオープン戦初先発となった有原。試合時間の短縮などを目的に投手が20球以上を投じた場合に攻守交替が可能となるという“コロナ禍”ならではの独特なルールの中で、初回から捕らえられた。

 先頭打者を抑えてから死球、レフト前ヒットで一、二塁とされると、2019年のプレミア12のアメリカ代表にも名を連ねていた好打者アンドリュー・ボーンに3ランを被弾。次の打者は空振り三振に切ってとるも、四球を与えて2アウト一塁となったところで、球数が26球に達していたため、レンジャーズの申告によって攻守交替となった。

 二回は先頭打者から3連続ヒットを浴び、1アウト満塁のピンチに。それでも一昨シーズンに打率.315をマークしたヨアン・モンカダを空振り三振に仕留めると、合計の投球数が41球に達したこともあって降板した。

【動画】レンジャーズ公式が公開した有原航平のフリーバッティングでの投球の様子はこちら
 試合後のインタビューで、「イニングを投げ切れるようにしないといけない」と漏らした有原の初陣を、現地メディアはどう見たのか。レンジャーズの地元紙『The Dallas Morning News』は、「コンディション自体は悪くないように見えた」と綴った。

「北海道日本ハムファイターズで6年を過ごしたアリハラは、メジャー流の調整に馴染んでいる最中である。文化や拠点の変化、そして野球そのものの構成の変化に慣れていっている段階だ。彼自身は結果に満足していなかったかもしれないが、周囲は彼のマウンドでの振る舞いをポジティブに見ているはずだ」

 さらに同紙は、有原の球を受けたキャッチャーのドリュー・ブテラのコメントも紹介。37歳のベテランは、期待の“ルーキー”についてこう語っている。

「正直に言えば、今日のアリハラは受けていてかなり良かったと思う。彼は初登板で、少し緊張していたように見えたけど、ストレートはいくつか良い球が来ていたし、効果的なチェンジアップも悪いものじゃなかった。誰もが新しい国での挑戦をするとなれば、慣れるのには苦労する。僕らは彼を助け、最大限に能力を引き出してあげるだけだよ」

 悔しい結果にも、“女房役”からは太鼓判を押された有原。次回のマウンドで名誉挽回の投球ができるかが注目される。

構成●THE DIGEST編集部
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