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打撃絶好調の大谷翔平に百戦錬磨の名将マッドンも唸る!「人間に許された最大限の自信を持っている」

THE DIGEST編集部

2021.04.14

経験豊富な指揮官マッドン(右)も大谷のハイパフォーマンスには感心しきり。(C) Getty Images

経験豊富な指揮官マッドン(右)も大谷のハイパフォーマンスには感心しきり。(C) Getty Images

 目下、絶好調のサムライに指揮官も唸った。

 エンジェルスの大谷翔平は現地時間4月13日、敵地でのロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場し、2試合連続となる猛打賞をマーク。5回の第3席では今シーズン第4号となるソロアーチを放って見せた。

 チームは12安打を記録しながら、主砲マイク・トラウトが4三振を喫するなど2-3で敗れた。そんななかでまさに孤軍奮闘の印象で傑出したパフォーマンスを披露したのが、大谷である。

 とりわけ圧巻だったのが第3打席だ。昨シーズンからの連続無失点イニングを10.2回までに伸ばしていたロイヤルズの先発左腕、ダニー・ダフィーに対峙すると、甘く入った変化球に一閃。ジャストミートした打球は時速175キロであっという間に右中間スタンドへと飛び込んだ。

【動画】マッドンも唸った大谷翔平の豪快すぎる第4号ホームランはこちらをチェック!
 打率を.346に乗せ、ホームラン数はトラウトと並ぶチームトップタイ、そして打点はエンジェルスで断トツトップの12点とまさに大当たり。そんな怪物スラッガーに指揮官ジョー・マッドンも試合後の会見で「いまのショウヘイには目を見張るものがあるだろう?」と語り、満面の笑みを浮かべた。

「かなりの自信を持って打席に立っている。私が思うに、あれ以上の自信は持てないよ。人間に許されている最大限の自信を彼は得ている」

 さらに「ショウヘイが普通にやっているスイングとアプローチがどれだけ簡単なことではないかを理解する必要がある」と説き、百戦錬磨の名将は、期待される次回先発登板の可能性も絡めてこう続けた。

「彼はマウンドに上がるのに十分なぐらいの指の状態にある。今日のピッチング練習を見ていたが、それはチェックする我々もワクワクするほどだった。ショウヘイは非常に謙虚な若者で、彼はすべての役割を適切にこなしている。現時点で、この調子を続けられないと考える理由はないよ」

 かつて3度の最優秀監督賞に選ばれ、1度のワールドチャンピオンにも輝いたMLB屈指の指揮官も、ただ感銘を受けるばかり。そのハイパフォーマンスに引き続き注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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