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プロ野球

田中将大、2722日ぶり先発は2被弾3失点で勝利ならず。日本ハム主砲の中田翔の圧巻2ランを許す

THE DIGEST編集部

2021.04.17

古巣の楽天に戻ってきた、田中。5回を投げ3-1のリードを許したまま降板した。写真:田中研治

古巣の楽天に戻ってきた、田中。5回を投げ3-1のリードを許したまま降板した。写真:田中研治

 4月17日、楽天の田中将大が8年ぶりの日本球界に復帰戦は苦いものとなった。日本ハムを相手に先発登板して、5回を75球、4安打3失点5奪三振の内容で、3-1のリードを許したところで降板した。

 この日の田中は初回から2失点という苦しい立ち上がりとなった。二死一塁の場面、4番の主砲・中田翔をカウント1-2と追い込むも、5球目の154キロのストレートを左中間スタンドに運ばれる2ランホームランを浴びた。その後、淺間大基に一塁線を抜ける2ベースを打たれるも、続く大田泰示を遊ゴロに抑え、何とか切り抜けた。

 2回表、仲間の黒川史陽が粘りのタイムリーで1点を返すも、その裏、先頭の石井一成に高めのストレートを右翼スタンドに叩き込まれ、再びリードを2点に広げられた。3回裏、第2打席に立った中田に、田中は変化球で攻め空振り三振を奪い、この試合初めて3者凡退に抑えた。
 
 4回は大田にレフト前に打たれるも、続く石井のピッチャーライナーで併殺。5回は三者凡退で締め、3-1のままマウンドを降り味方の反撃に期待を託し、6回からは牧田和久に継投した。

 当初は開幕2戦目の日本ハム戦の先発を予定されていた田中は、右ヒラメ筋損傷のため登板を回避。その後は調整を続け、ようやく2722日ぶりとなる国内復帰マウンドとした。

構成●THE DIGEST編集部

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