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MLB

「メジャー最速ベース一周」大谷翔平が日米通算100号で“珍記録”も達成

THE DIGEST編集部

2021.04.22

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間4月21日、本拠地で行われたテキサス・レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場すると、3回の第2打席に今季第5号となるホームランを放った。この一打でメジャー通算52号となり、日本ハム時代の48本と合わせて日米通算100号に到達している。

 前日20日には4月4日以来となる先発マウンドに上がった大谷。7四死球とかなり制球を乱しながらも4回を1安打無失点に抑えた中、翌日の試合でいきなり本塁打を放ったのだから驚きの他ない。そして、日米通算でのマイルストーンで大谷はある”珍記録”も樹立した。
 
 MLB.comによると、大谷が100号本塁打でベース一周したタイム17.3秒は、今季本塁打を放った選手の中で”メジャー最速”だったという。前日にはスポーツ大手メディアが大谷のベースランニングの傑出ぶりを特集していたが、それに期を合わせるようにスピードを発揮したのはさすが(?)と言えるだろうか。

 もっとも、大谷本人は試合後、節目の一発について訊かれると、「とりあえず今日一本、打てたのはよかったかなと思います」と冷静に語り、浮かれてベースを疾走したわけではなかったようだ。そして大谷の一発むなしく、エンジェルスは中継ぎがつかまって4対7で逆転負け。再び投打、そして足で活躍することでチームを勝利に導けるのか注目したい。

構成●THE DIGEST編集部
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