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大谷翔平、メジャートップに並ぶ豪快9号! 「ヒジを痛めてたはずなのに…」と名物記者も絶句

THE DIGEST編集部

2021.05.04

大谷がメジャートップに並ぶ9号アーチ。ヒジの影響を一切感じさせない豪快弾となった。(C)Getty Images

大谷がメジャートップに並ぶ9号アーチ。ヒジの影響を一切感じさせない豪快弾となった。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間5月3日、本拠地で行われたタンパベイ・レイズ戦に「2番・DH」で先発出場。6回の第3打席にメジャー屈指の豪腕、タイラー・グラスノーから完璧な本塁打を放ち、今季9号はメジャートップに並ぶ本数となった。

 本来は先発登板が予定されていたこの日のレイズ戦。しかし前日のシアトル・マリナーズ戦で右ヒジに死球を受けた影響で、大事をとってマウンドをスキップして迎えた。戦前から100マイル高身長右腕グラスノーとの対戦が注目されていた中で、大谷は初回の第1打席に変化球攻めで追い込まれる。

 しかし、カーブに泳がされながらもセンター前に打球を飛ばすと、これに相手守備陣がもたついてセンター前に。そして大谷はすかさず二塁を陥れる衝撃二塁打を記録した。
 
 第2打席はそのカーブで三振に打ち取られたが、6回の第3打席。見事に相手の決め球を粉砕する。この日初めて4シームを投じられてカウント0―1からの2球目、グラスノーが今季習得したスライダーを強振。打球はアナハイムの夜空を真っ二つに引き裂く2ランとなった。

 打球速度110マイル(177キロ)、飛距離427フィート(130m)の一発は今季9号。またしてもメジャートップに並ぶ本数となった。スポーツ最大手メディア『ESPN』の名物記者、エンリケ・ロハス氏は「前日にオオタニはヒジを痛めて今夜投げることができなかった。そしてDHで出場し、こんなホームランを打つとは……」と絶句。『FTNNetwork』のクリス・ミーニー記者も「ショウヘイ・オオタニは本当に特別だ」と大絶賛した。

 試合はレイズが5点をリードしていたが、大谷の2ラン、アンソニー・レンドーンにもソロアーチが飛び出して6回を5対3。展開は一気に読めなくなってきた。

構成●THE DIGEST編集部
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