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MLB名物記者が広島・鈴木誠也とともに日ハム・近藤健介にも熱視線!「イチロー以降では最も成功する」としたのは?

THE DIGEST編集部

2021.05.09

いまメジャー関係者も注目するのが、近藤(左)と鈴木(右)だ。写真:THE DIGEST

いまメジャー関係者も注目するのが、近藤(左)と鈴木(右)だ。写真:THE DIGEST

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)による連日の活躍で日米が大興奮している。ピッチングもさることながら、驚異的なのがバッティングだ。10本塁打はリーグ1位タイ、26打点は2位タイと打撃タイトルが視野に入る好調ぶり。ここ数年は日本人野手がメジャーで苦戦続きだった影響もあり、存在感は一層際立っているわけである。

 そして今、メジャー球界から注目されている日本人バッターが「2人」いるようだ。5月8日、スポーツ大手メディア『The Athletic』のアンドリュー・バガリー記者は日本ハム対楽天戦でのある動画を引用リツイートしながら、自身のツイッターにてこう投稿したのだった。

「2019年に日本で試合を見た時、私のお気に入りになった打者が2人いる。セイヤ・スズキとケンスケ・コンドウだ。1打席目に続いて素晴らしい打席だった」
 
 この投稿は、今季日本球界に凱旋復帰した田中将大(楽天)から近藤健介(日本ハム)がセンターへ本塁打を打ったシーンを見てのもの。近藤は第1打席にも見事な先制二塁打を放っており、チームの勝利に貢献していた。

 近藤といえば天才的な打撃技術で知られ、2017年にはシーズン100打席以上では歴代最高の打率.413をマーク。そして同年は出塁率.567と驚異的な選球眼も発揮しており、過去2年連続で最高出塁率のタイトルを獲得している。おそらくバガリー記者も、近藤のこの天賦の才に惚れ込んだのだろう。

 同氏はまた、今年1月に鈴木誠也(広島)に関しても「予言する。セイヤ・スズキは、イチロー以降では最も成功する日本人野手になるだろう。誇大広告ではない」とコメント。プロ野球史上5人目の5年連続打率3割&25本塁打を記録している侍ジャパンの4番を絶賛していた。

 今年27歳になる鈴木、28歳を迎える近藤。彼らが今後メジャーの舞台を目指すのかは定かではないが、日本球界を代表する2人を評価している識者は、少なくないようだ。

構成●THE DIGEST編集部
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