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筒香嘉智の電撃移籍に対するMLB公式の見解は?「ドジャースにとってはローリスク、ハイリターンの選手獲得だ」

THE DIGEST編集部

2021.05.17

低空飛行が続いていた筒香。新天地は昨季覇者のドジャースに決定した。(C)Getty Images

低空飛行が続いていた筒香。新天地は昨季覇者のドジャースに決定した。(C)Getty Images

 タンパベイ・レイズでプレーをしていた筒香嘉智は5月15日(日本時間16日)、昨季の世界一に輝いたロサンゼルス・ドジャースへ入団が決定。急転直下のトレード発表だった。

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 2019年オフに2年総額1200万ドル(約13億2000万円)でレイズへ移籍した筒香だが、コロナ禍で行なわれた昨季の成績は打率.197、8本塁打24打点。さらに、今季も打率.167、0本塁打5打点と精彩を欠き、11日には事実上の戦力外となっていた。

 そんな中で発表された今回の電撃移籍に、MLB公式サイトは「ドジャースがレイズからIF/OFのツツゴウを獲得」との見出しで記事を掲載している。
 
 筒香を獲得したドジャースについては、「ウェイバーにかけられていたこの機会を逃さずにトレードを成立させた」と記述。一方のレイズは「ツツゴウの今シーズン契約金700万ドル(約7億7000万円)の大半を負担する」とのことで、ドジャースの負担額はほぼ最低保障年俸のみのようだ。

 また今季のドジャースは負傷者が続出しており、現在ナショナル・リーグ西地区3位と低迷。選手層が手薄になっていた中で「ベンチからもう一本バットを必要としていた」ようで、「ドジャースにとっては、ローリスク・ハイリターンの選手獲得と言えるだろう」と記事は締めくくられている。

 レイズで満足のいく結果を残せなかった筒香。はたしてワールドシリーズ連覇を目指す新天地ではどんなパフォーマンスを見せられるか。その活躍に期待だ。

構成●THE DIGEST編集部
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