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「間違いなく唯一無二の男!」大谷翔平への賛辞は止まず。MLB番記者は「MVPの可能性だって十分」と太鼓判!

THE DIGEST編集部

2021.05.22

打撃でタイトル争いを演じるなど、不振にあえぐエンジェルスで違いを生み出している大谷。賛辞が収まる気配は一向にない。(C)Getty Images

打撃でタイトル争いを演じるなど、不振にあえぐエンジェルスで違いを生み出している大谷。賛辞が収まる気配は一向にない。(C)Getty Images

 今シーズンの開幕から連日のように話題を振りまいてきた、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。今月18日のクリーブランド・インディアンス戦では、相手投手のザック・プリーサックが「本当に特別な才能がある」と脱帽する14号アーチを放ち、ランキングで単独トップにも立った。

 驚異的なのは打撃だけではない。すでに4度の“リアル二刀流”をこなしたピッチングでも、最速102マイル(約164キロ)の剛速球と落差の大きいスプリットを軸に、ライバルたちを寄せ付けない快投を見せつけている。

 往年の二刀流スターであるベーブ・ルースとも比較される26歳への賛辞は、一向に止みそうにない。カナダ紙『Calgary Sun』は「唯一無二の“ショウタイム”は、何でもできる。そしてもっとできるだろう」と銘打った記事で、こう褒めちぎっている。

「オオタニは間違いなく現代のメジャーリーグで唯一無二の男であり、並外れた二刀流プレーヤーとして稀有な存在感を放っている。打撃でリーグのタイトル争いを演じるだけでなく、観る者が『なんてこった!』と驚くボールも投げてしまうのだから」
 
 本場のアメリカ・メディアからの称賛も相次いでいる。MLBの番記者であるマイク・ペトリエッロ氏は、公式サイト『MLB.com』のコラムで「今シーズンのオオタニは毎日目立つことをやってのけているように見える。アメリカン・リーグのMVPの可能性だって十分にある」と記し、他のメジャーリーガーたちとの比較論を展開した。

「いまのオオタニは、ノーラン・アレナードよりも打撃が良く、シェーン・ビーバーと同じぐらいの奪三振率を記録している。そしてなによりも凄まじいのは、彼がこれらのことを同時にやってのけている点だ。仮に打てなくても、マウンドで100マイル(約160キロ)のボールを投げて相手をねじ伏せる。その逆もしかりだ。そんな異次元のプレーができる選手が他にいるだろうか? いや、オオタニだけだ」

 直近の2試合では6打数ノーヒット、それも4三振と振るわない大谷ながら、注目度は高まるばかり。米球界でも屈指の実力派へと飛躍を果たしつつある。

構成●THE DIGEST編集部
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