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MLB

「常にクレイジーな選手なんだ」決勝打を放ったアスレティックス主砲が大谷翔平との対戦を回顧「ストライクを投げさせようと…」

THE DIGEST編集部

2021.05.30

今季7試合目の登板で初黒星を喫した大谷(左)。決勝打を放ったチャップマン(右)が対戦した感想を語った。(C)Getty Images

今季7試合目の登板で初黒星を喫した大谷(左)。決勝打を放ったチャップマン(右)が対戦した感想を語った。(C)Getty Images

 痛烈な勝ち越し打を放ったヒーローが“サムライ戦士”との対戦を振り返った。

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 現地時間5月28日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は敵地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦に先発登板。“投手専念”で6回途中93球を投げ、3安打5四死球5奪三振3失点の粘りを見せたものの、今季初黒星を喫した。

 6回まで1失点に抑えていた大谷だが、同点で迎えた7回に2者連続のフォアボールで出塁を許すと、直後に対峙した7番のマット・チャップマンにカットボールをレフト前へ打ち返されて決勝点を与えてしまった。
 
 試合後、米スポーツ放送局『NBC Sports California』は公式ツイッターにチャップマンのコメント動画を掲載。その中でアスレティックス屈指のパワーヒッターは、「彼の場合は何が起こるかわからないと思っていた」と警戒していたことを強調し、「彼は常にクレイジーなアスリートなんだ」と評した。

 さらに、チームの大谷対策として「彼にストライクを投げさせること」を明らかにしたチャップマンは、今季の大谷が見せる投打での活躍に関しては、「誰よりも速く走り、誰よりも強く投げ、誰よりも遠くに打てる。それはとても素晴らしいことだ。彼は信じられないほどの力を持っているからね」と褒めちぎった。

 今季はここまで7試合の登板で1勝1敗の大谷。ただこの日は最速97.9マイル(約157.5キロ)を記録するなど、調子は上々だ。開幕から存在感を放ち続ける26歳の今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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