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「本当に驚かされる」先発登板翌日に決勝打の大活躍!大谷翔平に名将マッドンも脱帽「とにかく違う生き物だ…」

THE DIGEST編集部

2021.05.30

打って、走っての大活躍を披露した大谷(左)に指揮官のマッドン(右)は絶大な信頼を口にした。(C)Getty Images

打って、走っての大活躍を披露した大谷(左)に指揮官のマッドン(右)は絶大な信頼を口にした。(C)Getty Images

 疲れ知らずのサムライ戦士が、再び快音を響かせた。

 現地時間5月29日、敵地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦に「2番・DH」で先発出場したロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、5打数2安打2打点1盗塁をマークした。

 前日に7回途中93球を投げていた背番号17だが、この日も存在感は絶大だった。最大の見せ場となったのは、エンジェルスが1点をリードした5回2死2、3塁の好機で迎えた第3打席だ。

 相手先発の剛腕フランキー・モンタスの内角をえぐる97マイル(約156キロ)のフォーシームを弾き返すと、打球速度95マイル(約152.9キロ)で飛んでいったボールはレフト前へ。これがチームを勢いづける2点タイムリーとなった。

 直後に今季7個目の盗塁をマークした大谷は、続くアンソニー・レンドーンのライト前ヒットの間にホームに生還。チームに勝利を呼び込む価値ある得点も上げた。
 
 連敗ストップに貢献する2打点を叩き出した26歳の日本人には、指揮官も脱帽する。試合後の会見で「なんというかいつも驚かされる」と語ったジョー・マッドン監督は、先発登板した翌日からの出色のパフォーマンスを褒めちぎった。

「ショウヘイの状態は問題なかった。本当に驚かされるんだ。昨日100球近く投げていたのに、彼は今日も良い状態だと言っていた。そして見ての通り、あのバッティングだ。盗塁も決めたし、とにかく我々とは全く違う生き物だね……。一緒に戦うのは本当に楽しいよ」

 前日のナイター登板から“中半日”というハードな日程をこなし、百戦錬磨の指揮官からもベタ褒めされた大谷の存在感は、アメリカン・リーグ西地区で首位から7ゲーム差と後れを取っているチームにあって、絶対的なものへ変化を遂げている。

構成●THE DIGEST編集部

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