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プロ野球

3A“三冠王”のランヘル・ラベロが日本球界入り! 29歳のキューバ人一塁手

THE DIGEST編集部

2021.06.15

今季絶好調のラベロが日本行きへ!(C)Getty Images

今季絶好調のラベロが日本行きへ!(C)Getty Images

 プロ野球のペナントレースの行方を動かす可能性を秘めた“大物”が、どうやら海を渡るようだ。

 現地時間6月14日、全米野球記者協会(BBWAA)所属のフランシス・ロメロ記者が自身のツイッターにて、「キューバ人野手のランヘル・ラベロ(29歳)が日本球界に移籍するようである。まだどのNPBチームかは明かされていないものの、ドジャースから契約を買い取ったようである」と報じている。

 ラベロは現在、ドジャース3Aオクラホマシティ・ドジャースに所属。今季成績は26試合に出場して打率.407、8本塁打、出塁率.504、長打率.758、OPS1.263と凄まじい成績を残しており、打率・出塁率・長打率・OPSはいずれもリーグトップの“三冠王”(MLBではスラッシュラインで1位の選手こそ真の三冠王という見方もある)に立っている。
 
 この猛打が日本でも発揮されれば、加入チームのラインアップは一気に強化されることは間違いない。

 ラベロは2010年にドラフト6巡目(全体188位指名)でシカゴ・ホワイトソックスに入団すると、14年オフにアスレティックスへトレード移籍。その後もマイナー生活が続き、複数球団を渡り歩いた中で19年、29歳にしてドジャースでメジャーデビューを果たした。

 メジャー通算42試合で打率.189、3本塁打、出塁率.250、OPS.601と結果を残せていなかったが、マイナーでは896試合で.302、70本、.374、.823。今季も打率4割を記録しているように、タイプとしてはアベレージ型である。

 ロメロ記者によれば、ラベロは現時点でアメリカに滞在しているようで、「まだ最終の詳細を待っているところだ」という。順調にいけば、7月中旬頃にお披露目になると思われる。

構成●THE DIGEST編集部
 
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