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MLB

「マジでとんでもない…」球宴HR競争参戦を表明した“王者”アロンゾが大谷翔平をスラング交じりで絶賛!

THE DIGEST編集部

2021.06.24

球界屈指のパワースラッガーであるアロンゾ(右)が、大谷(左)への想いを打ち明けた。(C)Getty Images

球界屈指のパワースラッガーであるアロンゾ(右)が、大谷(左)への想いを打ち明けた。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が参戦を決め、話題沸騰となっているメジャーリーグのホームラン・ダービーに“大打者”も名乗りを上げた。現地時間6月23日、ニューヨーク・メッツの主砲ピート・アロンゾが新たに参加を表明したのだ。

 日本人初参戦&初優勝という快挙を目指す大谷にとっては、強敵の登場と言えるかもしれない。当初、最大のライバルと目されていたブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)が不参加を発表。さらにフェルナンド・タティスJr.(パドレス)も出場の可能性について「五分五分」とコメントするなど、いまだ“強者”の参戦が決まっていない状況だった。

 そんななかで「もう1度出たいと思った」と語るアロンゾの実績は十分だ。ルーキーイヤーの2019年に出場したホームラン・ダービーでは決勝戦でブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)を23対22で撃破。史上4番目に多い57本塁打を放っての華麗な単独優勝を飾っていた。

 電撃参戦を決意したアロンゾは、誰よりも早く参加を表明した大谷について「凄まじいことやってる」とスラングを交えながら敬意を表した。
 
「今季の彼は、間違いなくすごいシーズンを送っている。オオタニがやっていることはクレイジーだし、彼自体がスーパーなタレントだ。マジでヘル(とんでもない)なシーズンを送っていて、すごすぎるな。個人的にもばかげたパワーを持った打者だと思うね」

 昨年はコロナ禍の影響でオールスターが開催されなかったため、アロンゾが勝てば、連覇となる。それはMLB史上でもケン・グリフィーJr.とヨアニス・セスペデスだけの大偉業だ。それゆえに「出る以上は絶対に優勝したいね」という言葉には、並々ならぬ思いが感じ取れる。

 日本のファンが望むのは、やはり大谷の優勝だろう。しかし、球界屈指の長距離砲であるアロンゾとの“タイトル争い”を見るだけでも、十分に楽しめそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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