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MLB

全米でも“大谷フィーバー”! HRダービー最高視聴者数は大谷翔平の1回戦。NBAファイナルにも勝利

THE DIGEST編集部

2021.07.14

2度の延長に持ち込まれた大谷vsソト戦がHRダービー最多視聴者数をマーク。さすがの人気ぶりを見せた。(C)Getty Images

2度の延長に持ち込まれた大谷vsソト戦がHRダービー最多視聴者数をマーク。さすがの人気ぶりを見せた。(C)Getty Images

 やはりこの男は“持っている”ようだ。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間7月12日からのオールスター・ウィークで大注目を浴び続け、12日にはHRダービーに出場、13日は史上初となる投打二刀流で先発出場を果たした。

 現在も試合中のオールスターでは2打席とも内野ゴロに終わった一方、日本人では野茂英雄以来となる先発マウンドは、“377億円男”の若きスーパースター、フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)らを最速161キロ速球などで三者凡退に抑える好投。千両役者ぶりを発揮した。

【動画】全米熱狂! 大谷が“魅せた”HRダービーのハイライトがこれだ!
 
 大谷が“持っている”のは大事な場面で活躍することだけではない。「数字」も持っているのだ。現地時間13日、HRダービーの全米視聴者数が発表され、2017年以降では最多となる平均712万6000人が視聴。そして最高視聴者数を記録したのが、大谷とホアン・ソト(ワシントン・ナショナルズ)が対戦したラウンドの868万5000人だったことが分かった。

 この868万5000人は、現在行われているミルウォーキー・バックス対フェニックス・サンズのNBAファイナル1回戦が記録した856万人を上回る数字。MLB最注目の男が初参加したイベントが、バスケットボールの頂上決戦に注目度で超えたというのは、これぞスターと言わずしてなんという。

 さらに、日本でもNHK総合で中継されたHRダービーは平均世帯視聴率が、平日午前中にもかかわらず17.2%の好数字だったとの報告もあり、まさに日米で“大谷フィーバー”が巻き起こっているのは間違いない。

 前半戦で見せた活躍をシーズン最後まで持続できた暁には、歴史にも記憶にも残る最高のベースボール・プレーヤーとして、大谷人気はストップ高になるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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