“二刀流”として凄まじい活躍をみせるロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。前半戦の圧巻のパフォーマンスにより、全米では大フィーバーを巻き起こしている。

　MLBのオールスター・ゲームは、史上初めて投手と打者の両部門で選出され、祭典本番では、前日のホームラン・ダービーを含めてファンの期待に大いに応えた。

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　天井知らずで人気が上がり続けている27歳への注目度は後半戦に向けて俄然高まる一方だ。「MLB後半戦の大きな見どころ」を紹介した米紙『NEW YORK POST』は、10のトピックスのうち最上位に大谷を上げた。

　同紙は右ふくらはぎの故障から戦列を離れている主砲のマイク・トラウトの復帰が近いことをふまえ、「オオタニが前半戦の馬鹿げた活躍が再び出来て、さらにオオタニを超えるピッチングをする投手が出てくれば、最高の月となり、ずば抜けた存在になるかもしれない」と伝えている。
  　現在ア・リーグ西部地区４位につけるエンジェルス。首位のヒューストン・アストロズとは９ゲーム差だが、ワイルドカードによる出場まで5.5ゲーム差につけている。同メディアでは「上手くいけば面白いチーム」と評し、続けて大谷への期待を記した。

「投手として150奪三振し、ア・リーグ最多本塁打記録を保持するロジャー・マリスの61本を更新が見れるかもしれない。かなり素晴らしいなことになる」

　果たして後半戦はどの様なゲームを展開してくれるだろうか。想像を上回るパフォーマンスを続ける背番号17から、今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部 

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