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「ショウヘイは怪物だ。真似できない」大谷翔平の“凄み”をトレード放出の左腕二人が告白「きっと恋しくなる」

THE DIGEST編集部

2021.08.03

投打で違いを生み出している大谷。そのパフォーマンスを今夏のトレードで新天地に渡った投手たちが称えた。(C)Getty Images

投打で違いを生み出している大谷。そのパフォーマンスを今夏のトレードで新天地に渡った投手たちが称えた。(C)Getty Images

 現地時間7月30日、メジャーリーグはトレード市場のデッドラインを迎えた。

 米球界における「夏の風物詩」と言われるトレードの期限日は、様々なドラマが起きる。例によって今夏もマックス・シャーザーとトレイ・ターナー(いずれもナショナルズ→ドジャース)、ハビア・バエズ(カブス→メッツ)といったビッグネームが移籍したため、大きな話題となった。
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 そのなかで大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンジェルスも動いた。売り手に回った彼らは、アンドリュー・ヒーニー(→ニューヨーク・ヤンキース)とトニー・ワトソン(→サンフランシスコ・ジャイアンツ)という投手陣の軸となっていた左腕をそれぞれトレードしたのだ。

 惜しむ間もなく新天地へ渡った彼らにとって、“古巣”で異彩を放ったサムライの存在は、いかなるものだったのか。両雄はともに“大谷への想い”を明かしている。

 まず、「オオタニは比類なき存在だ」と語ったのは、ヒーニーだ。伝統のピンストライプのユニホームを着ることになった30歳は、地元紙『NewsDay』などの取材で、「オオタニから学んだことは何か」を問われ、こう切り返した。
 
「オオタニに並ぶ存在はいないと思う。彼は自分自身のやり方であらゆることに取り組んでいるんだ。僕が彼のように90マイルのスプリットが投げれたらいいけど、それはできない(笑)。彼は怪物なんだ。だから、何かを学ぶとか、真似をするなんてできないよ」

 一方でワトソンも大谷への賛辞を惜しまない。米メディア『The Athletic』のアンドリュー・バーガリー記者によれば、「懐かしく感じるだろうね」と語ったという。

「ショウヘイのプレーがする姿がきっと恋しくなるよ。僕の子どもたちは彼が大好きだったんだ。あの子たちのお気に入りの選手は、今なお、ショウヘイなんだ」

 今季の大谷は、かつてないほどに存在感を強めている。そんな早くもMVP候補に挙げられているサムライのプレーは、かつてのチームメイトたちにとっても特別な存在として刻まれているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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