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侍ジャパン

「今日の勝負飯は?」日韓戦勝利に導いた稲葉監督の答に会見場が笑いに包まれたワケ【東京五輪】

江國 森(THE DIGEST編集部)

2021.08.05

侍ジャパンをファイナルの舞台へと導いた稲葉監督。写真:JMPA代表撮影

侍ジャパンをファイナルの舞台へと導いた稲葉監督。写真:JMPA代表撮影

 8月4日に行なわれた東京五輪・野球の準決勝で、侍ジャパンは、ライバルの韓国に5対2で勝利。決勝進出を決め、1996年のアタランタ五輪以来となる銀メダル以上を確定させた。

 多士済々のタレント軍団をまとめ上げ、見事にファイナルへと導いた稲葉篤紀監督は試合後、先発で好投した山本由伸(オリックス)、8回に走者一掃の3点タイムリー2塁打を放った山田とともに公式会見に出席。「どっちに転ぶか分からない展開だったが、選手がよく粘って、全員で勝ち取った一勝だと思う」と試合を振り返った。
 
 6回途中まで投げて2失点とゲームを作った山本は、「先制点を取って、(2-0から)一度追い付かれてしまったが、勝ち切れて良かった」と安堵の表情。殊勲打の山田は「チームの勝利に貢献できて良かった」と喜びを語った。

 また、「今日の勝負飯は?」という質問に、稲葉監督が「私は出されたものを食べているだけなので…」と答えると、会見場は笑いに包まれた。さらに、山本が「同じくです」、山田が「僕も同じです」と続き、さらなる笑いを誘ったのだった。

 そんな自然体の指揮官に率いられた侍ジャパンは7日、37年ぶりの金メダルを懸けて決勝に挑む。相手は5日に行なわれるアメリカと韓国の勝者だ。

取材・文●江國 森(THE DIGEST編集部)

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