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「MVP本命として地位を固めた?」8月HRゼロながら“投“は好調の大谷翔平、現地メディアは打撃復活に期待!

THE DIGEST編集部

2021.08.11

打撃不振に陥る大谷だが、現地ではMVP候補として記事が掲載されている。(C)Getty Images

打撃不振に陥る大谷だが、現地ではMVP候補として記事が掲載されている。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平の勢いが落ちている。

 前半は投打ともに好調だった27歳だが、オールスター後から打撃不振が続いている。後半戦に入り22試合で16安打、打率.225、4本塁打、12打点に留まり、さらに8月は8試合20打数で、わずか2安打、本塁打はいまだゼロという数字だ。

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 ここ3試合はDHのない敵地ロサンゼルス・ドジャース戦ということもあり、代打起用で打撃機会が少なかったものの、低調なのは確かである。一方、投手オオタニは快調だ。現地時間4日のテキサス・レンジャーズ戦では6回、被安打4、1失点、6奪三振で勝利投手に。この6勝目で防御率は2.93に下がり、86イニング106奪三振で三振率29.9%に上がっている。

 これらを踏まえた米国版の『Yahoo!Sports』では「まだ8月だが、オオタニがMVPの本命としてマウンドで地位を固めたと言うのは言い過ぎですか?」とファンに問いかけている。
 
 実際、大谷は打撃不振でもなお本塁打トップ。さらに15盗塁(MLB15位)、OPS1.015(MLBで3位)で打率.269、出塁率.362、長打率.653と好成績を記録している。

 同メディアは「今シーズンの初めショウヘイ・オオタニのMVPの最大の壁はブラディミール・ゲレーロJr.だったが、今オオタニの前に立ちはだかっているのはオオオタニ自身のようだ。とりわけ彼の健康面」と伝えた。

 7月28日の試合でベンチ内に飛んできたファウルボールで親指を負傷するなど、本調子でない27歳に「怪我をする前のユニコーン(唯一無二)の状態になることを願ってる」と期待を込めている。

 現地時間10日からは本塁打王争いをするゲレーロJr.を擁するブルージェイズと4連戦が行なわれる。久しぶりの快音が響くだろうか。多くのファンがその一発を待ち望んでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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