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「オオタニは地球の外からやってきた!」大谷翔平、初回無失点→先頭打者で二塁打を放つ離れ業に現地メディアも驚愕

THE DIGEST編集部

2021.08.13

“リアル二刀流”として躍動した大谷。初回の投打両面で、衝撃的な活躍を見せつけた。(C)Getty Images

“リアル二刀流”として躍動した大谷。初回の投打両面で、衝撃的な活躍を見せつけた。(C)Getty Images

 もはや活躍することが当たり前すぎて、あたかも“普通”に感じるが、「先発投手が1番打者として打席に入って二塁打を放つ」という規格外のことを平然とやってのけてしまう。もちろん、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)のことである。

 大谷は現地時間8月12日に行われたトロント・ブルージェイズ戦に「1番・投手」で先発。投げては6回を3安打2失点6奪三振、打っては1安打1四球を記録して見せた。

【動画】“地球外生命体”・大谷が魅せる人間離れした投打活躍ハイライトがこれだ!
「オオタニはこの地球の外からやって来た」

 エンジェルス放送局のパトリック・オニール氏がこう唸ったシーンは、初回にいきなりやって来た。まず1回表の先発マウンドに上がった大谷は絶好調の強打者ジョージ・スプリンガーを魔球スプリッターで三球三振に仕留めると、MVP争いを演じているブラディミール・ゲレーロJr.にヒットを許したものの無失点の立ち上がりだった。

 そしてその裏、最近の定位置となったリードオフ=エンジェルスの1番打者として第1打席に立つと、カウント1ー2からの5球目、好投手ホゼ・ベリオスの内角シンカーに腕をうまく畳んで振り抜いた打球は左中間をぐんぐん破り、あわや本塁打となる二塁打になった。

 大谷からすれば、自分の求められている役割を忠実にこなしているだけなのかもしれない。しかし、そのパフォーマンスは常に球史に名前を刻み続ける常人離れしたものだ。「地球外生命体」と現地メディアが評したくなるのも、理解できるものだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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