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MLB

「かなりパワフルだ」9勝目の大谷翔平を名将マッドンが絶賛!メジャー自己最多“117球”を投げさせた理由は?

THE DIGEST編集部

2021.09.04

ピンチの場面で剛速球を連発するなど、勝負強いプレーぶりで9勝目をマークした大谷。(C)Getty Images

ピンチの場面で剛速球を連発するなど、勝負強いプレーぶりで9勝目をマークした大谷。(C)Getty Images

 二刀流戦士の“圧巻”パフォーマンスに名将も唸った。

【動画】渾身の100マイルピッチング! 大谷翔平がギアを上げた奪三振シーンをチェック

 現地時間9月3日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたテキサス・レンジャーズ戦に「2番・投手」で先発出場。メジャー自己最多となる117球を投げ、7回7安打2失点8奪三振で見事9勝目をマーク。チームの3対2での勝利に貢献した。

 この日、今シーズン17度目の「リアル二刀流」でマウンドに上がった大谷は、2点リードで迎えた2回に8番ジェイソン・マーティンから2ランを被弾。それでも4回1死二、三塁となった場面で100マイル超を連発して無失点で切り抜けると一気に勢いに乗った。5、6回を三者凡退に抑えると、7回もピンチを快投で切り抜け、大歓声のなかで降板した。
 
 二桁勝利に王手をかけた背番号17の活躍に、エンジェルスの指揮官も賞賛を惜しまない。MLB公式サイトによると、ジョー・マッドン監督は試合後に「かなりパワフルだった。前回は84球しか投げていなかったから、安心して任せられた」と100球を超えても降板させなかった理由を振り返った。

 さらに「ストライクをたくさん投げていた」と続けると、レンジャーズ打線について「そんな彼の投球に対抗しようと素晴らしいプレーをしていた」とコメント。「本塁打を浴びたが、今夜の彼には素晴らしいコントロールと制球力があり、本当にいい内容だったと思う」と、その出来に満足している様子だ。

 一方、この日の打っては4打数無安打1三振と振るわず。快音からは3試合遠ざかっている。はたして残すところ1か月となった今シーズンでどんな活躍ぶりが見られるか。今後もそのプレーぶりに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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