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「畏敬の念を抱いている」43号の大谷翔平を指揮官が激賞!前日の117球の“熱投”に「普通は痛むはずなのに」と驚き

THE DIGEST編集部

2021.09.05

43号アーチで会場を沸かせた大谷。規格外のパワーは登板翌日も健在だ。(C)Getty Images

43号アーチで会場を沸かせた大谷。規格外のパワーは登板翌日も健在だ。(C)Getty Images

 二刀流スターの快進撃はまだまだ止まらない。

【動画】まさに完璧! 大谷翔平の“パーフェクト”43号アーチがこれだ!

 現地時間9月4日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたテキサス・レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。4試合ぶりの43号3ランを含む、4打数2安打3打点と目に見える結果を残してチームの2連勝に貢献した。

 最大の見せ場となったのは、1点リードで迎えた6回無死一、二塁の場面だ。ここで第3打席が巡ってきた大谷は、相手先発の左腕コルビー・アラードと対峙すると、88マイル(約141.6キロ)の初球スライダーを強振。その打球は快音とともに飛び出し、あっという間に右中間スタンドへと運ばれていった。
 
 大活躍を見せた背番号17に、エンジェルスの名将も賛辞を惜しまない。試合後にジョー・マッドン監督は「感動したよ」と圧巻の一発を振り返り、「ほかの監督や選手も、彼のことを話してみると、誰もが畏敬の念を抱いている」と“同業者たち”の思いを代弁した。

 その後は「身体的な要素だけでなく、精神的にも彼のようなことをするのは大変なことだ」と二刀流としての“凄さ”を強調。「彼は今夜も本当にいいスイングをしていた」としたうえで、「117球を投げた後ならどこか痛むはず。なのに、それを全く感じさせなかった」と語っている。

 この日は、サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)も39、40号を放っており、大谷とは現時点で3本差。シーズン終盤に入って過熱する本塁打王争いだが、はたして残り1か月でどのような結末を迎えるのか。その行方に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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