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MLB

「間違いなく僕の失投だ」大谷翔平の豪快弾を目の当たりにしたレンジャーズ右腕が脱帽!「もっといい球を投げないと」

THE DIGEST編集部

2021.09.05

大谷(左)の豪快な一発を被弾したアラード(右)。試合後には悔しさを滲ませた。(C)Getty Images

大谷(左)の豪快な一発を被弾したアラード(右)。試合後には悔しさを滲ませた。(C)Getty Images

 連日連夜の大活躍に、相手も脱帽するしかない。

 現地時間9月4日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、本拠地で行なわれたテキサス・レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。6回の第3打席に43号3ランを放った。
【動画】失投を見逃さなかった大谷翔平! 豪快43号シーンはこちら

 前日に先発マウンドに立ち、メジャー自己最多となる117球も投げ込んだ27歳のサムライが、今度は圧巻のパワーを見せつけた。無死一、二塁のチャンスで打席に立った大谷は、相手先発コルビー・アラードの投じた88マイル(約141.6キロ)のスライダーをフルスイング。確信めいた表情で見送った打球は、あっという間にライトスタンドの後方へと突き刺さった。

 大谷のパワフルな一発を目の当たりにしたアラードは、自らの“失投”を認めた。米紙『Detroit Free Press』によれば、24歳の右腕は試合後の記者会見で「もっといいボールを投げるべきだった」と語った。

「オオタニに対しては、もっといい球を投げ切らないといけなかった。とにかく真ん中付近にボールがいかないことを考えていたけど、間違いなくあれは僕の失投だ」
 
 自身の非を認めたアラードに対しては、レンジャーズの指揮官も同調する。試合後の会見でクリス・ウッドワードは、「よく投げていた」と総評を口にしたうえで、こう続けた。

「いつでも打つ準備ができているオオタニに対して、アラードは今季いくつかの三振を奪っている。だが、ミスをすれば、こういう痛い目に遭うということだ。あの場面はいいボールを投げ込むことができなかったんだ。全体的によく投げていただけに、6回の終わり方は残念でならないよ」

 わずかな“ミス”も見逃さなかった大谷。その打力は相手にとってみれば、やはり恐怖でしかない。

構成●THE DIGEST編集部

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